高知県の豪雨被害

8月18日午後1時から議会運営委員会開催、議題は南海トラフ地震が発生した際に県議会議員としてどういう備えをし、どういう行動をすべきかを定める「行動指針」を作る為に、9月8日〜10日に岩手県宮城県に調査活動に行く際の目的項目の確認であった。
その前に、野々村危機管理部長から台風12号、11号による被害の中間報告をしたい旨の申し出がありこれを受けた。
危機管理部長によると、二つの台風による降雨量は2千ミリを越した地域があり、これは年間降雨量の半分に当たる。この雨による床上浸水が、四万十町日高村、いの町、高知市などで合わせて763戸、床下浸水1137戸、合計1900戸。
また今も避難指示が出て家に帰れない人たちが、大豊町で12世帯19人、高知市鏡地区で13世帯36人との報告があった。
農業被害額は約22億円、漁業も養殖小割りに被害が出ているが被害額は算定中とのことであった。
農業ではビニールハウスに大きな被害が出ている。また、県内においても野菜の品不足が深刻になっているとの話は別で聞いた。
この他にも県下各地で土砂崩れ、国道、県道の寸断がある。
高知県の災害対策本部は未だに設置されたままである。