中国が日本企業に独禁法違反の制裁金を課す

今朝の産経新聞3面の「中国独禁法、日本10社に罰金200億円」という記事を見て唖然とした。
「中国国家発展改革委員会が20日、日本の自動車部品メーカー12社に対して独占禁止法違反を認定し、うち10社に総額12億3540万元(約205億円)に及ぶ制裁金を科すことを決めた。」という記事である。
トヨタ、日産、ホンダは中国に大工場を作り、中国の発展に寄与して来ただろう。そのお返しがこれである。
中国の国営企業独禁法違反のやりっ放し、しかも中国は法治国家でもなんでもない、法律は後から都合の良い法律を作って平然として外国企業に適用する。
しかも、裁判官は法律家でもなんでもない、法律の専門知識を持っていない単なる共産党の党員だ。

以下に、孫文を始め多くの中国人の面倒見て、辛亥革命を通して中国の近代化を援助してきた、黒龍会内田良平が大正2年(1913年)に時の政府に提出した中国観を、再度載せる。

内田良平の「支那観」
は日本の採るべき道を具体的に指し示した国家戦略の書である。
内田良平はシナ人を次のように見る。(大正2年、1913年)
①何事も金銭万能
②平気でウソをつく
③恩を恩とも思わない
④事実を平然と改変する
⑤約束を守らない
⑥自己の利益のみに執着する
縁故主義
⑧職権で私腹を肥やす
⑨常に敵の分断・陰謀を策す・・・
内田の観察はいまだに当を得ている。

内田良平明治7年(1874年)2月11日生まれ〜昭和12年(1937年)没
孫文を明治31年(1898年)に宮崎滔天から紹介されて以来長い間支援した。
明治38年(1905年)当時、北一輝玄洋社から中国へ派遣して革命を支援した。
大正元年(1912年)中華民国成立