感動して、写真を撮ることも忘れた演説会

選挙戦も最終盤の12日(金)午後6時30分から、高知市のカルポートで自民党高知県連の演説会開催、850名以上の参加者があった。
第一選挙区の候補者、中谷元さんは、福井照さんが自ら比例候補に回った話、日本が独立国家として生きるために必要な法整備、秘密保護法、集団的自衛権の話をとつとつと語った、説得力があった。
第二選挙区候補者の山本有二さんは、群馬県太田市へ応援演説に行った際、スバル・富士重工の子会社の工場へ行った。社長が全員集めてくれた。社長の話に感動した。民主党政権下、1ドル85円の時、もう会社を閉めようと思った。ところが、自民党政権になって、1ドル120円近くになった。この政党の為に全力を尽くそうと思った。この話を聞いて、自分は話す言葉を失った。
山本有二さんのこの話を聞いて私は涙が出た。
次に登壇したのが比例区福井照候補。
今、若者の考え方が大きく変わった、田舎に住むことがかっこいいと言う話になった。高知県もその影響で昨年400組が県外から移住してきた。
これから高知県も人口が伸びる、高知から、地方から日本を変えなければ日本の将来はない。これが地方創生だ。
自分を地方創生のために国政で仕事をさせて下さいと訴え、聴衆の心を打った。
この後はハプニング、福井さんが比例区に立候補した自分の秘書、泉栄恵(まさえ)さんを指名して一言挨拶をさせた。
泉さんは安倍総裁の言う女性が輝く社会、それを実現するために自分も仕事をしようと思って比例名簿登載を承諾した。
泉さんの話も会場の皆さんの心を打ったようで、会場から「泉ガンバレ」の声援がとんだ。
最後は中谷さんがマイクを握り、党本部から電話があり、四国比例区の候補として泉さんを推薦した内輪話を披露した。彼女は2時間で決心して比例区に立候補を決めた。
すべて予定外の出来事だった。予定時間を大幅にオーバーしたが、会場の皆さんは真剣に聞き入った。
最後の頑張ろうコール、ほとんどの自民党県議が壇上に上がった。
今日は各地で忘年会が多く、こんなに県議が参加する予定ではなかった。私も驚いた。
会場の皆さんからは、自民党高知県連の結束力に大きな自信を思ったと言われた。
私は自民党高知県連幹事長として、2年前の衆議院選挙、昨年の参議院選挙、そして、今回の衆議院選挙と三度の国政選挙を戦ったが、こんなに燃えた演説会は初めて経験した。
写真を撮る事をすっかり忘れていた。
この選挙の勝利に向け大きく前進した演説会であった。