大月町の備長炭作り

21日大月町の備長炭生産組合員の現場に視察に行きたいと連絡をしたら、丁度西岡孝さんの窯出しの日であった。

初めて現地調査をしたが、思っていた以上に大きな窯で、8トン窯だそうだが、原木を揃えることによって10トン近くの原木が入るという。
西岡さんは、乾燥と1週間ほどの燃焼期間を入れて20日で窯出しだそうだが、人によっては2週間で窯出しする人もいるそうだ。
備長炭になる時には、平均すると原木の10分の1になると聞いたことがある。

窯の中は真っ赤に燃え盛っており、熱い。これは夏場は大変だ。
この日は窯出しで仲間が手伝いに来ており、炭の仕分けをしていた。

炭を焼く方法だけでなく、窯出しの方法も独特の技術がいるそうで、その技術によって炭の出来具合が違ってくるそうである。
この後、岡田大月町長を訪ねて話を聞いた。
岡田町長は炭焼き事業にもなかなか詳しい、大月町内のウバメガシ、カシの木の原木料の調査などによって、大月町内の備長炭生産組合の組合員の適性人員も決まってくる。
課題はありそうだが、現在の組合員7名中5名が二十代の若者である。せっかくの若者の働き場を継続したいとの思いは岡田町長と共有できた。

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