貿易赤字

27日財務省から平成25年の貿易統計が発表され、貿易赤字が11兆4745億円と発表され、比較可能な昭和54年以降で最大とのことであり、三年連続の赤字である。
産経新聞には、最大の要因は「原子力発電所の停止と円安で、火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)や原油の輸入額が膨らんだ。輸入額は前年比15.0%増の81兆2622億円と過去最大を更新した。」と書いてある。
一昨年の衆議院選挙の頃であった、県選出のある衆議院議員が、財務省の元事務次官の話として、(原発の止まった)このままでは今後貿易赤字が15兆円に膨らむ、この対策を打つのが財務省の最大の仕事であると発言したと聞いた。
それが現実のものとなりつつある。
各電力会社は、今後老朽化した火力発電所の設備を更新する費用をどう捻出するかが大きな課題である。
同時に、電力料金の引き上げが民間会社、家庭に大きな影響を与えるであろう。
私は稼働できると判断された原発から速やかに再稼働すべきだと考えている。