嶺北地域の振興

5月9日(金)の産業振興土木委員会の現地調査は嶺北、10時20分に本山土木事務所において大川村、土佐町、本山町、大豊町の各首長さんから陳情を受けた後、国土交通省四国山地砂防事務所長から砂防対策の説明を受けた。地滑りの多い地盤が各所にあり、工事が継続的に続いている。
その後、産業振興推進嶺北地域本部の久武本部長から説明を受けた。高齢化と過疎化が進む中で頑張っている様子が伺えた。
取り分け移住者が多く、実績が上がっている。産業振興計画の移住施策が始まってからの累計が142名、昨年実績が64件87名である。
これについては午後から訪れた「れいほく田舎暮らしネットワーク」で詳しく話を聞いた。
定年後Uターンで地元に帰った山本福太郎氏が会長として、移住者の住居のお世話をしている団体である。
説明してくれたのは京都からUターンで帰って来た川村さん。

[写真左側が山本さん、右が川村さん]
移住者は30代の子育て世代が一番多いとのことで、学童保育を充実して欲しいとの要望が多いそうだ。
仕事は各自で見つけているとの事、私が質問したのはインターネットの使える環境整備の要望についてだ、有線では光ファイバーケーブルがあるので問題ないが、携帯電話が繋がらない地域があるとの事だ、この対策が急がれる。
のんびりとした嶺北の山間地域の風景が上手く情報発信され、それが移住促進に繋がっていることが分かり感心した。
written by iHatenaSync