専業農家の人達を訪問

私の地元で、農業一本で生きる大変意欲のある農業者を訪ねた。
今日訪ねたのは小筑紫町福良の福井景公さん。同じ町内の伊与野でブロッコリーの植え付け作業を行っている現場を訪ねた。
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上の写真のように、機械で苗にビニールをかける作業を奥さんと、福井さんのご両親、そして手伝いの若者の5人で作業をやっていた。
奥さんと二人で説明してくれた。
このビニールをかける方法はまだそれほど広まっていないそうだ。
昨年末、福井さんがブロッコリーを収穫している様子がテレビニュースで流れたが、あれは福良の畑で冬獲れのブロッコリーで、ここ伊与野で植えているのは春獲れの物だそうだ。
今月植えたブロッコリーは4月に収穫出来るそうで、丁度4月は端境期で高い値段で売れると聞いた。
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(写真右が福井さん)
福井さんは新しくブロッコリー栽培に取り組みたい人の為に、県の幡多農業振興センターの農業普及員と協力して、福井さんの栽培技術をはじめ、ノウハウを提供する事によって年収500万円を確保できる仕組みを作ろうとしているそうだ。
彼の話では、これから農業で生計を立てたいという人もいるので、そんな人達を応援したいとの事であった。
県の産業振興計画にピッタリの話が聞けた。
丁度別の用事で幡多農業振興センターの農業普及員の横山さんが訪ねて来た。こちらは米の利用の話であった。
今日は忙しそうなので、後日ゆっくりと話を聞くことを約束して帰った。
福井さんの前に訪ねたのは、トマト作りの名人、尾崎稔功さん。
彼の作るトマトは絶品だが、本人に欲が無い。今日訪ねたら、農協を通して県の新規就農者の受け入れ制度の申し込みをしたというので、少しは欲も出来たのかもしれない。