この会は、宮城県の安部孝県議会議員の提案で、津波被害に遭うであろう都道府県に声をかけて同一行動を取ろうという趣旨で、自民党県議団に声をかけ、当日、同所で地震津波シンポジウムが開催されるのに合わせて、その前の時間をとって開催した。
当初は安部県議が被災した東北3県と東京・神奈川など関東を担当し、私が南海トラフ巨大地震に関係する9県を担当したのであったが、その後、安部県議が全国で津波被害に遭うであろうその他の道県にも声をかけて賛同をいただいており、結局北海道から九州まで23道都県が賛同した。
ただ、衆議院選挙の影響で開催日時が今月までずれ込んだこと、4月に統一地方選挙を控えている事、また新年会等がまだ行われている事等で、実際にこの日集まったのは9道都県と少なかったが、本県からは浜田英宏議長も参加してくれた。
(上の写真左端が安部県議)
会は私と阿部県議の開会の挨拶から始まり、第1にその目的は①東日本大震災の記憶・教訓を次世代に伝えていく事。②地震・津波について都道府県議員がネットワークを作り、対策・対応等についての調査・研究をする事。
以上を決め、次回は統一地方選挙が終わった5月くらいを目処に開催することを決めた。
40分ほどで終わり、シンポジウムが開催される隣の地球博物館に移った。
シンポジウムは黒岩祐治神奈川県知事の挨拶に始まり、
パネルディスカッションのコーディネーターは吉井博明東京経済大学名誉教授、パネリストは上記の2氏に加えて、久保信保・元消防庁長官、入谷拓哉・日本ライフセービング協会理事長、鈴木正・茅ヶ崎市サーフィン業組合理事長、里村幹夫・神奈川県温泉地学研究所所長、黒岩祐治神奈川県知事であった。
それぞれの立場から話が聞けて大変勉強になったが。とりわけ入谷さん、鈴木さんの民間人の話が面白かった。
帰りながら安部県議と、今後は地元の漁師さんなどの、海に関わる人たちに参加してもらうといいのではと話した。