(質問)
1、知事の政治姿勢について (知 事)
(1)財政健全化の成果を上げた要因について聞く。
(2)地方創生について
ア 集落活動センターは、サービスや機能面の充実、取り組みとしての広がりといった面では、まだ、工夫、改善の余地があるように思うが、今後、どのように取り組んでいく考えか聞く。
イ 総合戦略の策定と実践に、県はどのような方針・スケジュール感で対処していく考えか聞く。
2、産業振興計画について (知 事)
これまでの産業振興計画の取り組みをどう分析した上で、来年度以降の計画を立て、それを実現するための手法を考えているのか聞く。
(1) 集会所などの高台移転を求める地域住民の要望を実現することに、市町村と連携してどう取り組むつもりか聞く。
(2) 中土佐町をモデルとして、地震発生後に必要となるさまざまな機能の配置について計画づくりを進めているが、その中で遺体検案・安置所と仮埋葬の機能の確保についてどのように考えているのか聞く。
(1) 来年度から、配慮が必要な高齢者向けの住まいの整備に取り組む市町村などを支援するとしているが、介護保険制度の見直しに伴う新しい地域支援事業への対応の視点も含めて、その目的と狙いなどについて聞く。
(2) 団塊の世代が後期高齢者となる2025年までに本県で必要となる介護人材の需給見通しはどうなっているのか。また、今後の介護人材の確保対策を進める上での課題と、それを踏まえた来年度からの具体的な取り組みなどについて、併せて聞く。
(3) 少子化対策について
ア 国においては、人口減少の克服に向けた少子化対策の関連予算が大幅に拡充されたが、これまでの国への政策提言活動などを踏まえた認識について聞く。 (この項 知 事)
イ 少子化対策の抜本強化に向けた本県における来年度の具体的な取り組みについて聞く。
5、公立大学について (知 事)
(1) 産学官民連携センターにどのような機能を持たせ、どのように活用して産業振
興に結びつけようと考えているのか聞く。
(2) 永国寺キャンパスでスタートする高知県立大学と高知工科大学の平成27年度入学生の一般試験の志願状況と県内高校生の推薦枠の状況はどうなっているのか。また、今後、学生に地元に定着してもらうためにどういった取り組みを行っていくのか、併せて聞く。
(この項 文化生活部長)
6、広域的バス路線の維持確保に向けた取り組みについて (中山間対策・運輸担当理事)
(1) 来年度事業で国庫補助路線の負担区分の見直しが行われるということだが、その内容と想定される期間について聞く。
(2) 事業者の収益構造の改善と経営体質の強化を図ることによって、持続可能な広域的路線を実現するために広域的路線利用促進事業費を創設するとのことだが、その内容について聞く。
7、商工政策について (商工労働部長)
(1) 全国において、事業承継に対応する政策が取られている今、高齢化の先進県である本県では、どのような特徴ある取り組みを行おうとしているのか聞く。
(2) 新たに創設した「ものづくり産業強化事業費補助金」は、海外への事業展開に取り組む企業についても支援を拡充するとのことだが、その内容と、この事業によって期待できる効果について聞く。
8、農業政策について (農業振興部長)
(1) 次世代施設園芸モデル事業の進捗状況と、目指している今後の展開について聞く。
(2) 環境制御技術導入加速化事業の内容、普及にあたっての課題および将来の展望について聞く。
(3) 一次産業における企業誘致の過去の事例を踏まえると、大規模施設園芸の県外企業誘致においては、相当慎重にしなければならないと思うが、所見を聞く。
(4) 農地中間管理事業において受け手の要望面積と出し手側の面積との間にあまりに差がありすぎるが、この原因をどう分析しているのか。また、その対策はどうするのか、併せて聞く。
(1) 林業事業者の確保についてどのような考えを持っているのか聞く。
(2) CLTパネルの普及に関する課題についての認識と、それを克服するための戦略について聞く。
10、水産振興について (水産振興部長)
(1) 都市圏での水産物外商の強化について
ア 取り組みの現状と、今後の見通しについて聞く。
イ 外商支援の事業は何年か先に県一漁協やすくも湾漁協などに引き継いでもらう必要があると思うが、長期的な視点についてはどのように考えているのか聞く。
(2) カンパチ、クロマグロの種苗生産、中間育成ビジネスについて
ア クロマグロの種苗生産について、来年度どの段階までの成功を目指すのか聞く。
イ 種苗生産には長い目で取り組んでほしいと考えるが、所見を聞く。
ウ カンパチ人工種苗の養殖現場への導入と、さらなる品質の向上に向けた生産技術の開発について、現状と今後の見通しを聞く。
11、土木行政について (土木部長)
(1) 4月から6月にかけての端境期に工事量が少ないことについてどう認識しているのか。また、その解決策の一つとして平成26年12月県議会において県単工事を前倒しする議案が可決されたが、平成27年度はどのような対策を行うのか、併せて聞く。
ア 重要港湾3港における防波堤による津波対策の現状と課題について聞く。
イ 地震発災後の航路啓開計画を含む港湾での事業継続計画、いわゆる港湾BCPの現状と課題について聞く。
ウ 高知新港の東第1防波堤と南防波堤については完成途上であるが、岸壁の静穏度の問題にどのように対処するのか聞く。
(3) 急傾斜地崩壊対策事業やがけくずれ住家防災対策事業などハード整備と併せて、土砂災害警戒区域指定のさらなるスピードアップ、土砂災害危険箇所についてのさらなる周知および住民の避難行動に結びつく訓練のさらなる充実について、どのような対策を考えているのか聞く。
(4) 昨年夏場の台風による豪雨災害で家屋の浸水被害が多数発生した地域では、過去にも浸水被害が起きており、抜本的な対策が求められるが、今後の対応について聞く。
12、高知県教育振興基本計画重点プランについて (教育長)
(1) 国の教育改革の動きを踏まえて、今後、本県の子どもたちの学力をどのように向上させていくつもりなのか聞く。
(2) 道徳の強化などの動きを踏まえて、今後、本県における道徳教育の充実にどのように取り組んでいくのか聞く。
(3) スポーツ推進プロジェクト実施計画の検討を通じて明らかとなった本県のスポーツに関する現状と課題は何か。また、課題を克服するための対策としてどのようなことを考えているのか、併せて聞く。
(4) オリンピック・パラリンピックや国体の選手、スポーツ分野で活躍する選手の育成に関する決意を聞く。
13、特殊詐欺対策について (警察本部長)
今後、特殊詐欺による被害減少のためにどのような対策を考えているのか聞く。