片瀬裕さんの講演会と明治神宮参拝

23日(月)午後6時30分から、東京の高田馬場のホテルで三島由紀夫研究会公開講座が開かれた。
今回の講師は昭和史研究家の片瀬裕さん、私が大学生時代から尊敬する先輩だ。
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この方に幕末から明治維新以降、昭和20年までの近現代史を語らせたらかなう人はいないと思っている。
とりわけ北一輝の研究では右に出る人はいない。昨年亡くなった松本健一氏もかなわない。
持っている写真や資料だけでも膨大で、3年前にある大手出版社が、片瀬さんに北一輝の伝記を依頼して出版しようとしたが、単行本で600ページ、2冊の分量となり、諦めた経緯があった。
今でも勿体無いと思うが、営業を考えると難しいそうだ。
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演題は「三島由紀夫北一輝」、今回が5回目の講演、私が参加したのは2度目だが今回も2時間の講演時間は瞬く間に過ぎ、会場で配られたレジュメにある講演項目は1、昭和維新の源流「猶存社」、2、昭和維新北一輝、3、北一輝三島由紀夫、 その今日的意義、であったが、1の項目だけで2時間が過ぎた。
片瀬さんの講演ではいつもの事だそうで、司会の玉川さんが、急遽年内に演目を変えて講演していただくと締め括った。
終了後、すぐ近くの居酒屋に移動し15人ほどで慰労会をやったが、そこでもこの講演の続きになった。
我々はその後も居酒屋を探し7人で午前1時まで飲んだ。
さすがに今朝は、8時前に同じホテルへ泊まった松島一夫大兄の電話まで気がつかなかった。
松島大兄は学生時代からの同志で千葉県印旛郡栄町で町会議員をやっている。
私が11時に渋谷駅で息子に会うまで暇だというと、彼がそれなら久しぶりに明治神宮へ参拝するかということになり、2人で出かけた。
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外国人の団体観光客の多さに驚いた。
アジア人、欧米人、日本人より遥かに多い、たまげた。