高村副総裁のワシントンでの講演

今朝のニュースで高村正彦先生が訪問先のワシントンで講演し、「あらゆる問題が国際化した今日、一国で自国の平和を守ることはどこの国にも不可能だ。一国で自国の平和を守る力のない国が集団的自衛権を放棄することは、国民の安全を捨てることになりかねず、憲法が、国民を犠牲にして平和主義を守ることを求めているとは思えない」と述べた。と報道された。
現在の集団的自衛権の議論はこれに尽きると思う。
私は25歳の時から3年間あまり、中央大学少林寺拳法部の先輩後輩の関係から高村正彦法律事務所の事務員を務めた。
当時高村先生は36歳、この頃も高村弁護士は同僚弁護士から頭脳明晰と評判が高かった。
短い言葉で本質をズバリ突く能力はずば抜けていた。
今年3月6日、私が自民党全国幹事長連絡協議会の会長として副総裁室を訪ね、「全国の幹事長から高村副総裁に、全国に出向いて集団的自衛権の講演をしていただきたいとの要望があります」とお願いしたのも、この簡潔な話が出来るのは高村副総裁しかいないと評判が高かった為であった。
このワシントンでの講演内容の全文が手に入れば、後日要旨を掲載したいと思ってます。