景気回復

今朝のNHKニュースで、総務省発表の4月の有効求人倍率が1.1 7倍で、23年ぶりの高水準になったと報道された。大方の予想は1.15倍であった。
また完全失業率は3.3パーセント、18年ぶりの低水準ということです。
就業者数は6,342万人、そのうち非正規雇用者数は1,939万人、3割です。
また完全失業者数は約34万人とのことです。
また、鉱工業生産指数も3ヶ月ぶりに前月を上回ったそうです。
有効求人倍率都道府県別がまだ発表されてないが、高知県は 3月の有効求人倍率が0.82倍であったので、横ばいかもしれないが、それでも高い水準だ。
私は宿毛知的障害者施設、西南福祉会の理事長をさせていただいている。
今年中に数名の職員が定年退職となる予定で、以前からハローワークに求人広告を出しているのであるが、先日の役員会で全く求人が来ないという報告がなされた。
西南福祉会の職員の仕事はきついうえに、非正規雇用が多いので景気が回復すると人集めに苦労するであろう事は予想していたのだが、大変困った事態になった。
着実に景気が回復していると思った。
一方で、同じ総務省発表の先月の家計調査によると家庭の消費支出は13 ヶ月連続で減少したということです。
(以下を訂正します) 2人以上の家族構成の1家庭あたりの支出は30万480円との事です。
景気回復の波がまだ給料に反映されていないという事でしょう。