私は議事終了後、懇親会の席で10分間の時間を頂いたので、5分間を県内の政策課題である景気回復対策、高齢者対策、女性の社会進出の促進の話にあて、残る5分間で安保法制の話をした。
自民党員の皆さんは、この問題のマスコミ報道に危機感を持っている。
そこで私は昭和21年6月の衆議院本会議における吉田総理と共産党の野坂参三衆議院議員との憲法9条の解釈をめぐる論議から始まり、砂川事件の最高裁判決を紹介して、集団的自衛権の限定的な行使容認は憲法違反ではないという話、今なぜ集団的自衛権の行使容認が必要かについて、日本を取り巻く国際情勢の変化について話した。
懇親会で各席を回ったが、この話が一番評価された。特に女性の方に好評であった。