中国天津の爆発事故

爆発事故のテレビニュースを見ている。
4年ほど前だったか、北京から新幹線に乗って天津を訪問した。この新幹線は快適であった。
昭和20年以前の歴史上の出来事をたどりたくて港を見学しようと思ったが、天津新港は広すぎて遠くから眺めただけに終わった。その港が壊滅状態だ。
天津訪問の1〜2年前に山本有二代議士と国交省港湾局の幹部と一緒に青島港を訪問してコンテナ取扱システムの説明を現地の政府関係者から受けた。
高さ4〜5メートル、幅6〜7メートルのスクリーンが3面あり、港の全貌がスクリーンに映し出されていた。
国交省港湾局幹部に尋ねると、日本の横浜、神戸のコンテナ取扱システムより進んでいるとの事であった。
上海、青島、香港などと並んで天津港も中国有数のコンテナ取扱高の港なので、同じようなシステムでコンテナの取扱をしているだろうと思う。
コンテナの中身についての情報が消防当局には知らされていなかった事が被害の拡大につながったようだ。
事故の損害額もすごかろうが、復旧にどのくらいの日数がかかるのだろうか。
最初はテロかと思ったが、事故のようだ。
テレビの前でも状況説明が出来ず、隠そうとする政府関係者、無秩序に騒ぎまくる国民、毎度毎度事故の度に繰り返される光景だ。中国も韓国もよく似ている。
中国が凄いのは、この事件を伝える民間人のインターネットサイトを閉鎖することだ。
いつまでたっても先進国にはなれない国だ。