大豊町のユズ狩り

8日(日)は大豊町議員の都筑さんから、怒田地区のユズ狩りに誘われて参加した。
午前11時15分に大豊町役場で待ち合わせ、現地は駐車場が少ないということで好永副町長の車に同乗させていただいた。
車中、岩崎町長からお聞きした大豊町の現状がすごかった。
人口4,050人、平均年齢62.5歳、高齢者比率は55%、昭和30年の合併当時は2万2千人の人口であった。50年で5分の1以下に減少した。
年間平均して130名ほどが亡くなり、生まれるのは13人ほどだ、去年は18人生まれた。
Iターンの移住者のおかげだという。
65歳以上の高齢者の独居世帯は約600、この他に高齢者の二人世帯が約500あるという。
高校を卒業後、都会へ出て行くことによる社会的減少も少なくなったという。高校生が少ないのだ。
岩崎町長さんは過疎地域の人口減少に歯止めをかけるべく、2年前に稼動した大型製材工場「おおとよ製材」の誘致や、今後はバイオマス発電にも取り組みたいと話しておられたが、本当に大変だと実感した。
怒田地区は徳島県の祖谷地域から続く、山にへばりついた集落である。
この日は小雨が降っており、ユズ狩りは中止で集会所で昼食会。
天気が良ければ、梶が森を始め四国山脈の素晴らしい景色が見られるとの事でしたが、生憎の天気で見えませんでした。
元女性町議の都築さんが代表を務めるNPO法人の主催で、地元の十数人のご婦人が心を込めて作った手料理をバイキング形式で用意してくれていた。大変美味しい料理をいただいた。
年々参加者が減っているので宣伝をして欲しいとの事でした。来年は人を誘って参加したいと思ってます。