TPP関連法案が衆議院で可決され、参議院に送られた事により、11(金)午前9:30から参議院自民党国会対策委員会(国対)が開かれた。
9:40からは議院運営委員会、9:45参議院自民党議員総会、10時本会議といつもの流れだ。
本会議では岸田外務大臣、石原TPP担当大臣の提案理由の説明の後、自民党、民進党、公明党、共産党、日本維新からそれぞれ質疑があった。
質疑では野党から、アメリカでTPP加盟反対のトランプ大統領が確定した今、TPP関連法案を通す意味があるのかと、盛んに野次が飛んだ。
これに対して、我が党ではないが保守系政党の議員が「トランプだって心変わりはあるんだ」と野党席に向かって叫んだ時には議場内が大爆笑になった。
2時間10分で閉会、三階に移動し、予算委員会が開かれる第一委員会室でTPP特命委員会開催、本会議と同じく岸田外務大臣、石原TPP担当大臣が提案理由の説明をして閉会した。
来週月曜日から委員会は集中審議に入る。
しかし、トランプ大統領予定者が選挙選でTPPに強く反対してきた経緯があるので、どんな審議になるか検討がつかない。