天皇誕生日の祝賀

22日(木) 午後6時から、外務省の飯倉公邸において岸田外務大臣主催の天皇誕生日祝賀レセプションがあった。

私は国会議員になって初めてのことで様子がわからず、案内状が来たから出席した。

入口は外人が列をなしていたが私は外務省職員の案内で列に並ばずに入れた。

あまり広くない会場が各国の大使はじめ大使館関係者で一杯の人出、会場入口では岸田外務大臣夫妻が出迎えの挨拶をやっていた。

国会議員の姿が見えないので5分も居ないで退出した。

23日は午前中の飛行機で高知に帰り、「天皇誕生日を祝う県民のつどい」に出席して祝辞を述べた。

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来賓祝辞は飛行機で一緒だった中谷元衆議院議員、私、浜田英宏県議会議員、一部の最後に濱口高知市議会議員の音頭で聖寿万歳、

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祝辞では天皇陛下の生前譲位の話をした。

今朝の読売新聞に有識者の会の御厨貴東大名誉教授の談話が載っており、特例法を制定して生前譲位を認める方針に集約されるようだが、

私は憲法第4条(天皇は国事行為以外の国政に関する権能を有しないと定めている)、第7条(国事行為を定めている)の規定をご承知の上で、国民に対しビデオメッセージで生前譲位に言及された天皇陛下のお気持を考えた上で、我々立法府国会議員は、皇室典範を改正するのか、特例法を制定するのか、それとも現行法は変えずに天皇陛下の御公務を減らすのか、いずれにしても各政党が国会議員の議論を国民に見える形で発信すべきだと話した。

私は現行法を改正する必要もなければ、特例法を制定する必要もない、公務を減らす事と摂政制度を使えばよいのではないかと考えている。

今日の皇居一般参賀の人出は3万8千5百余名、平成になって最大の人出だと報道されている。

夜は高知の友人達と忘年会、楽しく飲めた。

それにしても、ここ数日の暖かさは何なんだ。