部会の1日、皇室制度改革

26日(木)は本会議、委員会とも開かれず自民党本部での政調会に出席した。

8時から外交、外交・経済連携部会、議題は在外公館の新設の報告とインドとの原子力協定締結の件、活発な意見が出た。

9時からは地方創生の来年度予算案の説明、地方創生推進交付金1千億円、総合戦略等を踏まえた個別政策6,536億円、まち・ひと・しごと創生事業費(地方財政計画)1兆円などについて各省の説明があった。

10時から衆議院議員会館地下の会議室で、日本会議国会議員懇談会主催の「皇室制度プロジェクト第9回勉強会」に初めて出席、与野党を問わず日本会議の会員と各党に参加を呼びかけたそうだ。

冒頭、衛藤晟一座長から、この会の目的は意見を聞くが結論は出さないとのお話しがあった。

初めに百地章国士舘大学大学院客員教授の、有識者会議の論点整理に関する講演があり、その後で意見交換を行ったが、活発な意見が出て、予定時間の1時間を20分オーバーした。

各議員の発言は書けないが、

私は基本的に皇室典範の改正や特別法の制定をすべきではないと思っていた。その理由は明治憲法下で皇室典範を制定する時に伊藤博文が「譲位」という文言を入れるのを止めた。

その理由は天皇をめぐる勢力争いがあったという歴史的背景があったからである。

しかし、今上陛下の8月8日のお言葉にある「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為やその象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。」との御発言を聞いて考えが変わった。

象徴としての行為が増えた原因の一つに政治家の関与があるとのマスコミ報道がある。それらを見直して御公務を減らせるならば、その検討をして頂きたい。

それと同時に、明治時代には想定出来なかった高齢化の問題がある、それは別途配慮すべきではないか。と発言した。(下の写真)

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この後、党本部に戻り政調会水産部会に出席、議題は漁港漁場整備予算についてだった。

午後1時から自民党四国ブロック両院議員総会に出席、議題は四国新幹線、来年度予算に2億円の調査費がついたが、そのうちいくらを四国新幹線に使えるかは未定、調査項目についての説明はあった。

愛媛県選出の村上誠一郎会長が、せっかく皆んなで頑張って調査費を増額出来たのに四国新幹線にいくら使えるか分からないとは何事だと、相当強い言葉で鉄道局次長にせまり、次長は恐縮していたが、明確な回答はなかった。