土佐久礼のカツオ祭りに参加

21日(日)高知県中土佐町久礼の「カツオ祭り」に初めて行った。
中土佐町久礼は高知市から西へ車で40分ほどの所にあるカツオ船で有名な港町だ。

幕末時代のジョン万次郎もこの港からカツオ漁に出て遭難した。
以前、この地を舞台に高知出身の青柳裕介氏が書いた「土佐の一本釣り」という漫画があり、映画にもなった。純平と八千代の純愛物語で人気があった。

祭りは午前10時から始まり、山本有二農水大臣と尾崎知事の祝辞があったそうだ。

私が着いたのは12時過ぎだったのでお二人共帰った後だったが、まだたくさんの方がカツオのタタキを肴に酒を飲む人、カツオ飯を食べる人で大賑わいだった。

池田洋光町長は自前の包丁で刺身を作る。池田町長の案内で皆様に挨拶に回った。

タタキも美味いが、地元の日本酒も美味い。カツオ飯を楽しみにしていたが、すでに売り切れており、カツオのタタキ丼ぶりを食べたが美味しかった。
全国各地で地域おこしのイベントは行われているが、ここの「カツオ祭り」には県内市町村長もたくさん参加する。
その理由は、県知事をはじめたくさんの県庁職員が参加する。そして国交省四国地方整備局高知県内の出先機関長はもとより高松市からも自費でバスを仕立てて参加しているという。

ここで市町村長は彼らとカツオを肴に酒を酌み交わすために参加する。
しかも、家族連れで来ている職員が大変多く、顔なじみの国交省高知県内の出先機関長が、小学校に上がる前であろう3人の女の子をあやしながら酒を飲んでいる姿はなんとも微笑ましい。これが人気の理由であろう。

県庁職員や国交省四国地方整備局の職員、日銀高知支店長やNHK高知支局の皆様などと、美味しいカツオを肴に酒を酌み交わし、楽しい時間を過ごしたが、写真を撮ることを忘れたのが残念だ。