河野統合幕僚長の発言は問題ない

25日(木)午前10時から開催された参議院外交防衛委員会で野党議員数名が、河野統合幕僚長安倍総理憲法9条に自衛隊を明記するとの発言に対して「自衛隊としてはありがたい」と発言したことについて憲法違反ではないかと批判する質疑があった。

憲法99条は公務員に「憲法を尊重し擁護する義務」を定めており、また国家公務員法人事院規則は国家公務員に対して一定の政治活動を制限している。

河野統合幕僚長の発言は、記者の質問に対して感想を述べたに過ぎず、政治活動の一環として発言したものではないので全く問題はない。

稲田防衛大臣も「記者の質問に対して感想を述べたものであって、政治的な活動ではないので問題はない」と答弁した。