なが〜い2日間

14(水) 参議院で大きな動きがあり、徹夜国会となった。

朝8時に衆議院議員会館地下1階の会議室で「皇室の伝統を護る勉強会」に参加、9時15分に参議院自民党国会対策委員会室に入り、国会対策委員会、議員運営委員会、議員総会、本会議が始まり昼までは順調であった。

夕方からテロ等準備罪の取り扱いを巡って、自民党公明党が法務委員会の中間報告という形で本会議で採決する事を決めた為に与野党の攻防が一挙に加熱し、議員運営委員会も委員ではない野党議員が議員運営委員会が開かれる議長控え室に大勢入り、採決反対の怒号の中での開会となった。

発端は参議院法務委員会で民進党が、日本維新の東議員の質疑が始まった途端に質問を遮る形で金田法務大臣の問責決議案を提出した事だ、与党はこの行為を質疑を終了したものと判断して中間報告として本会議で採決する事を決めた。

本会議場では、参議院は通常押しボタンで採決をするのだが、この日はテレビで放映されたように、名札を持って登壇して投票する方法をとる事を自公が決め、13回も登壇して名札を入れた。

夜中の12時頃、国対委員には1時間半ほどの休憩時間が取れ、この間に宿舎へ戻ってシャワーを浴びた。

その後も断続的に本会議が開かれ、終わったのが15日(木)の午前7時45分であった。十数年ぶりに一睡もしない徹夜をしたが、思いのほか元気であった。

本会議終了後も国対委員は、国対理事会が開かれている間の20分ほどは自民党国対委員会室で待機、解放されたのは午前9時10分過ぎであった。

民進党議員は本会議場での討論や質疑の時間を全く守らないで当然のように時間オーバーする。

彼らの言い分は、時間制限する与党がおかしいという事だが、意に沿わない約束事であったとしても一度決まった事を全く守らない態度は間違っている。

また、議員運営委員会室に委員でない議員が大勢入って来て不規則発言をするのに、委員長が出て行けとも言えないルールはおかしい。

県議会の時は委員長が差配出来た。

その後も、午前10時から12時10分まで外交防衛委員会に出席、折から要望活動の為に上京中の自民党高知県議団と参議院の食堂で昼飯会、水産庁への要望活動に同行した。

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(山本有二農林水産大臣への陳情)

その後宿舎へ戻り3時から1時間寝たら体力が回復した。

午後5時から都内のホテルで日華議員懇談会の総会、懇親会に出席した。

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(写真は挨拶する謝長廷大使(代表))

この懇談会のメンバーは平沼赳夫会長をはじめ自民党民進党公明党など295名いるそうである。

この会で、台湾の政府関係者や、友人の奥様に会って驚いた。

ヘトヘトに疲れているはずだが、意外と元気な我が身体に自信を回復した1日でした。