米海軍は大丈夫か

8月21日に、マラッカ海峡で米海軍のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインが衝突事故を起こし10名が行方不明と報道されている。

この事故は相手のタンカーとどういう状況で衝突したか明らかになっていない。

今年6月17日に、伊豆沖で米海軍のイージス駆逐艦フィッツジェラルドが衝突事故を起こして7名の死者を出した事故は、米艦に見張り不足などの原因があった事を米軍が認めた。

今年になってから米海軍の艦船はアジア地域で4回も事故を起こしている。

事故の度に米海軍では、航海中は見張りをしっかりと行えという事を徹底しているはずである。

にも拘らず事故が続発するという事は、軍内部に人員不足や過度の勤務体制などの原因があるのではないだろうか。

人員不足は海上自衛隊も同じだが。

事故を起こしたフィッツジェラルドもジョン・S・マケインも横須賀に配属されている米海軍のイージス艦11隻のうち、弾道ミサイル防衛機能を持った8隻のうちの2隻だ。これで現在弾道ミサイル防衛機能を持ったイージス艦は6隻となった。