憲法改正について

20日(水) 午後1時30分から自民党本部で憲法改正推進本部の中間とりまとめに関する会議が開かれ参加した。80名以上が参加したとの報道があった。

9条、緊急事態条項、合区解消、教育の4項目についての中間とりまとめが発表され、9条については1,2項を残したままで3項に自衛隊を明記する案と2項を改正する案とが両論併記された。

私は、9条2項を改正して自衛隊を軍として位置づけるべきだと発言した。その趣旨は次の通りです。

「冷戦終結後、米国の軍事的一強体制が続いたが。中国の台頭によってそれも大きく変わりました。
日本を取り巻く状況は変わったし、米国の国際戦略も大きく変化した。
新日米ガイドラインには、日本に対する武力攻撃が発生した場合、日本は直ちに行動する。自衛隊は、日本における防勢作戦を主体的に実施する。米国は、日本と緊密に調整し、適切な支援を行う。米軍は、日本を防衛するため、自衛隊を支援し及び補完する。と書いてあります。
現在の憲法下で、自衛隊がこれらの作戦を十分に完遂する事が出来るとは思えません、攻撃力が不足しております。
自衛隊憲法に軍隊として明記した上で、軍隊としての行動基準、軍法会議を設けるべきだと思います。」

しかし、多数意見は「9条2項を改正したいが、国会での発議、国民投票を乗り越えるためには1,2項を残したままで自衛隊を明記する」案であった。

この9条改正案をどう集約するかが今後の課題だ。

また、合区解消についても賛成の発言をした。