草津白根山噴火で自衛官が犠牲に

犠牲になった49歳の自衛官は訓練中に噴火にあった事を始めて知った、ご冥福を祈ります。

また、負傷された皆様にお見舞い申し上げます。

今日(24日)松山市の出張から議員会館に帰ったら、防衛省から簡単な事故報告書が机の上に置いてあった。

自衛官が噴火の犠牲になった事はニュースで知っていたが、単にスキーに行っていて事故に遭ったのかと思っていた。

事故報告書では詳細がわからないので、防衛省の担当者に電話で問い合わせて初めて詳細がわかった。

たまたま自衛官30名で遭難者の救出訓練中で、22名は山の下の方で訓練を行い、下までは噴石は飛んで来なかった。しかし8名が上の方で訓練中に噴火があり、噴石に直撃されて亡くなったそうです。

その他に7名の自衛官が噴石の直撃で負傷し、そのうち2名が重傷だとの事です。

別の情報では次のメールが私に届いた。

「現地からです。ゲレンデ内の避難は全員完了してます。たまたま近くに自衛隊が居てくれて助かりました。私たち親子と噴石の間に円陣を組んで立ちはだかってくれて、ずっと声を掛けてくれました。」
「円陣組んでくれた自衛隊の方、1名に石がぶつかったんですが、1度倒れたあと、また立ち上がって私達を守ってくれました。本当に感謝です。避難を終えてその自衛官と思われる若いお兄さんがタンカでヘリに乗せられている所を見たときは涙が出ました。どうかご無事で。」

以上のような状況であったそうです。

国民の命を守って一人の自衛官が殉職されました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。