参議院予算委員会が一部空転

8日(木)午前8時55分から開会予定の参議院予算委員会集中審議は、財務省の提出書類を巡って紛糾し、野党が審議を拒否して欠席のまま行われた。

私は議員傍聴席にいたが、目の前で民進、共産、立憲民主などの野党議員の多くが引きあげた。

委員長は野党議員の名前を指名し、欠席議員に対して与党理事が出席するよう電話で要請、質問者不在のまま時間だけが過ぎていく。

これを「カラ回し」と呼ぶそうだ。ベテラン議員が参議院では初めてだと言った。

それにしても、安倍総理、麻生財務大臣、河野外務大臣、小野寺防衛大臣に出席要求をしていながら、4人の大臣はただ座って時間が過ぎるのを待っている。国家にとって大きな損失だと思った。

NHKのテレビ中継があったが、国民の皆様の目にどう映ったであろうか。

自民、公明、維新などの議員のみが質問に立ち、午後6時頃に散会した。