今年のよさこい祭りが終わろうとしている。
マスコミの報道を見ると、この暑い中祭りを楽しんでいる人達の思いが伝わってくる。
昨年は枡形演舞場に行ったが、あまりの暑さに15分ほどで帰ってきた。
今年は会場へ行く気力もなく、自宅のテレビで楽しんだ。踊り子隊の皆さま有難うございました。
その前夜祭に高知市の空を航空自衛隊のブルーインパルスが飛んだ。
インターネットでは、素晴らしいとの多くの書き込みと写真がたくさんあった。
上と下の写真は友人が送ってくれたものだ。私は地元宿毛へいたので見ていない。
数年前には土佐清水市の空自レーダー基地の創隊祭りにブルーインパルスが来て素晴らしい飛行を見せてくれた。このホームページでも紹介した。
ところが、地元の高知新聞はこれが気に入らないようで、反自衛隊の記事を何度も載せたそうだ。
ネットで高知新聞に対する反論が相次ぎ、それを見た友人が、高知新聞の感覚に大笑いしていた。
さすがにまずいと感じたらしく、高知新聞の一昨日の紹介記事では賛否については一切触れていなかった。
今朝の高知新聞の「議員手帳」という欄に私の記事が載っている、冒頭がこのブルーインパルスに対するコメントだ。先週議員会館で取材を受けた時、初めから反対のコメントを取りたいようだったので、
「ブルーインパルスが来ることになった経緯は知らない。私の知っている限りでは、ブルーインパルスは引く手数多で、要望してもなかなかその要望が叶えられない。もう10年ほど前だったろうか、5月の連休に山口県岩国市の米軍基地のフレンドシップデーという行事に行き、ブルーインパルスの曲芸飛行を始めて見た。」とその時の事を記者に話した。
私は初めて見るその技術に驚いたが、それ以上に驚いたのは観客の多さだった。
13万の人口の岩国市で、30万人の観客が詰めかけたとの新聞報道を後日見た。それくらい人気がある。
たしかに、ブルーインパルスは戦闘機の格闘戦を研究するために昭和30年代に元海軍パイロットであった源田実さんによって作られた部隊であり、今でも戦技研究がメインであろう。
しかし、国民はめったに見れない曲芸飛行を楽しんでいるだけだ。
そのブルーインパルスの展示飛行を戦争と結びつける高知新聞の感覚は、私には理解出来ない。
もっともこの報道姿勢を中国と北朝鮮は喜ぶであろう。