外国人労働者問題

25日のこのブログにも少し書いたが、外国人労働者を増やす為の法案は「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の1部を改正する法律案」という長ったらしい名前が正式名称で、自民党政調会の法務部会で議論されており、今日正午から5回目の部会があり、私は初めて出席した。

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昨日の水月会定例会でも話題となっており、様々な問題がある事は認識していた。

法務省の説明によると、介護、産業機械製造業、建設、農業、漁業、外食業など14業種が、外国人の在留資格「特定技能」について受け入れを要望している。
しかし、外国人労働者を増やす事によって、業種によっては日本人労働者の雇用の確保や日本人労働者の賃金が上がらないという問題、健康保険の問題、本国を出る時不当な借金を背負わされる保証金制度の問題、日本の参政権付与の問題、移民政策との区別など、大変多くの問題があり、国会提出前に法案の修正をすべきだとの意見も出た。

私は次の日程があり、1時間20分後に部屋を出たが、まだ相当議論が続きそうな様子であった。

慎重に審議すべきだと思った。