参議院議員選挙総括

自民党は6年前より減らし、3年前より1人増えた。

3年前に私が議員になってから、前回は当選者が多かったと常に言われていたので妥当なところでしょう。

ただ、知り合いの議員さんが数名落選した、本当に残念だと思う。捲土重来を期待する。

全国の投票率が5割を切ったことは、一面は政治不信の表れでしょう。また、一面では現状維持を期待する人が多いのかなとも思う。

徳島県投票率は3割台となった。高知県も3割台となるのではないかとの予測が多かったが、かろうじて4割台を維持出来た。

合区は本当に良くない。人口だけで議員数を決めるのは間違っている。

出来るだけ早い時期に合区を解消して各都道府県から最低1人の参議院議員を選出する制度に変えるべきだと思う。

マスコミでは有権者の反応として、依然として野党に対する期待ハズレとの意見表明を多く取り上げた。

私もその通りだと思うが、政権交代可能な野党の出現を期待するのは無理だと思う。

野党統一候補を無所属で立てる感覚がわからない。

当選したらどこの会派で活動するの?

選挙区によっては野党であるA党の候補者をB党、C党が応援するのなら分かる。候補者は当選後もA党で活動出来るからだ。

私は自民党の各派閥が、昔のように違った意見をぶつけあって政策議論を活性化した方がいいと思う。

派閥間で本気で喧嘩をしたら、もっと国民の支持が広がると思う。