台湾親善訪問

27日(火)から参議院当選同期の二八会の仲間たち9名で台湾へ親善訪問をしている。

昨年に続き2度目の訪問、前回は私が団長であったが、今回は小川克己議員が団長だ。

17日は台北松山空港到着後、午後2時15分から(財)国防安全研究院(日本の防衛省防衛研究所と同じような組織)を訪れ、1時間30分間の意見交換会を行った。

国防安全研究院の林正義執行長(責任者)の歓迎の挨拶の後、小川団長が挨拶、その後同行した青山繁晴議員と私とが主に発言した。

ここは写真撮影禁止でした。

午後4時からは経済部(日本の経済産業省にあたる)を訪問して、王美花政務次長と意見交換、政務次長とは副大臣のポストだそうだ、政務任命であるが王さんは政治家ではないということだった。

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王次長から日米経済交渉に関する質問があり、経済産業省出身のこやり議員が答えた。

また、青山繁晴議員が福島原発の事故を受けて台湾が日本の農産物、水産物の輸入に規制をかけている問題を取り上げ、私は福島原発事故の後、現場に最初に入った人間だ。福島では放射線障害で死亡した事例はゼロだ。

当時の菅首相が「福島の事故はチェルノブイリ原発事故と同じレベル7だ。」と発言したのが最大の間違いだ。

放射線障害の影響は非常に少ないので、早い時期に規制を解除してほしいと、具体的な数字や事例をあげて王次長に説明した。非常に説得力のある説明であった。


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台湾では国民投票で2年間は日本の農水産物を輸入出来ないと決めたので、その後にできるだけ早く規制解除するべく活動すべきだと思った。