イランの米軍基地に対する攻撃を受け、中東が一挙に緊張する中、河野防衛大臣が自衛隊の中東派遣を予定通り進めるとの発表があった。
今でも毎日、中東から十数隻のタンカーが日本へ原油等を運んでいるはずだ。
そして、この海域は日本経済の生命線だ。だからこそ自衛隊による情報収集が必要であり、日本関係船舶に突発事態が発生した時は自衛隊が対応する必要がある。
今私はタイのバンコクで、9日朝の日本のテレビニュースを見ているが、トランプ大統領がイランに対する経済制裁は続けるが軍事攻撃はしないと言ったと報道されている。
米国はこれまで、イラク問題、アフガニスタン問題で大きな犠牲を出すと同時に、問題解決が進んでいないと考えている。
イラン相手に戦争となると、これまで以上に困難な事態となるであろうし、イスラエルの出方次第では中東地域全体が戦乱地域となる。トランプ大統領はそういう事態を望まないと思う。