外交防衛委員会で質問

10日(火)午後1時30分より、参議院外交防衛委員会で、大臣所信に対する質疑を30分間行なった。

なお、この日は午前9時から午後4時まで予算委員会参考人質疑も行われており、私は12時10分までそちらに出席して、別の議員に代わって頂いた。

質問は冒頭で外務省のODAについて、ブータンの成功事例を述べ、その後新型コロナウィルス感染症対策としての武漢市からの邦人帰国オペレーション、感染症危険情報の発信など、外務省の取り組みの評価と今後の取り組みについて聞いた。また、クルーズ船の感染症対策として、旗国と運用国との責任についての情報発信の状況について、茂木外務大臣などに聞いた。

f:id:nakanishi-satoshi:20200311015011j:image

f:id:nakanishi-satoshi:20200311015249j:image
また、外務省に対し、中東問題でイランとの関係、イラン国軍とイスラム革命防衛隊に対する連絡は出来ているのかどうか等、そして、石油の輸出先の新規開拓などについても質問した。

f:id:nakanishi-satoshi:20200311014655j:image

上の写真は茂木敏充外務大臣

f:id:nakanishi-satoshi:20200311015821j:image

上の写真河野太郎防衛大臣に対しては、①「自由で開かれたインド太平洋」のビジョンの下、自衛隊による南シナ海などでの共同訓練や親善訪問を積極的に行っていくべきだと言う立場から。現在の実施状況及び今後の対応を教えていて聞いた。②中東に派遣されている護衛艦たかなみの活動状況についても聞いた。
f:id:nakanishi-satoshi:20200311014906j:image

上の写真、武田装備庁長官には③国内防衛産業の振興策現状と対策について聞いた。

最後に河野防衛大臣に、隊員募集について、自衛官候補生(3ヶ月間)の給与体系の見直し(3ヶ月間は142,100円の手当+3ヶ月後に22万1千円の一時金が支払われるので、警視庁警察官の高卒給与213,900円(地域手当含む)とほぼ同額になるが、この一時金が知られていないので、募集の現場が困っている)について質問した。

また、海上自衛隊、とりわけ艦船乗組員の募集の工夫について聞き、同じく、女性隊員の艦船乗組員活用について聞いた。