宿毛市等の防衛省への要望活動

14日(火) 宿毛市高知県防衛省への自衛隊基地の誘致活動に参加した。

その際、中谷元衆議院議員と私が、佐賀県に配備予定の陸上自衛隊オスプレイ(17機)が、防衛省佐賀県との交渉が進んでおらず、今年から5年間にわたって千葉県木更津市陸上自衛隊基地に配備されることになったことを踏まえて、もしも佐賀県との交渉がダメになれば宿毛も引き受けますよと言う発言をしたものである。

それが、マスコミで取り上げられた、

この要望活動は平成24年から継続して行っている。現在の日本防衛の主要課題は南西諸島防衛である。南西諸島方面有事の際に必ず必要となるのが陸、海、空の各自衛隊の後方支援の根拠地であり、その根拠地として宿毛市が最適であるというアドバイスをいただき、毎年のように行っている。
宿毛が最適地である理由は、南西諸島から近からず遠からずの距離にあり、鉄道、港湾、そして高速道路ももうすぐ整備されるからである。

宿毛市はかつて愛媛県との県境に民間空港を作ろうという運動があり適地も調査済みである。そして自衛隊がこの飛行場を使用する時、使用する飛行機は回転翼機(ヘリコプター)、輸送機などの固定翼機、そしてオスプレイである。要望活動の当初から想定済みである。

島嶼防衛においてはとりわけ、非常に優秀な航空機であるオスプレイの活用が重要である。
ここ数年来尖閣諸島において中国が非常に活動を活発化させており、また南西諸島周辺に戦闘機、空母などを頻繁に進出させている。
最近、尖閣諸島周辺においては中国海警の活動が活発で、防衛大臣から「フェーズが変わった」と言う発言も出ている。
那覇市など、沖縄の各地で中国資本が土地やビルを購入し、また中国人労働者も非常に増えている。
沖縄に限らず北海道、佐渡対馬、九州などにおいて中国人が日本の土地を買ったり不動産への投資が非常に多い。また、東京などの高級マンションも中国人が購入するケースが多くなっている。
私は最近オーストラリア人のクライブ・ハミルトンの書いた「目に見える侵略」(飛鳥新社) を読んだ。

桜井よしこさんに薦められた本で、今年5月に出版された。

桜井よしこさんによれば、ニュージーランドはほぼ中国に侵略されたも同然である。オーストラリアはギリギリのところで気づき、中国に対して反撃に出ている最中である。この本を読めばそのことがよくわかる。
ニュージーランドやオーストラリアでやった不動産を買い、中国人を大量に移住させる戦略は日本でも着々と進められている。
そして南西諸島で軍事衝突が起きた時に、中国にとって最も厄介な相手がオスプレイの存在である。
したがって中国は数年前からオスプレイについて、危険な航空機であるという誤った宣伝を盛んにやっており、それに左翼勢力、マスコミ等が乗って国民を誤った方向に誘導している。

米軍のデーターにあるように、オスプレイは米軍が使用する飛行機やヘリコプターと比べて特別危険な飛行機でも何でもない。

米軍では、オスプレイは特殊部隊を乗せて運用するため少々危険な場合でも飛行する。それでも他の航空機と比べて事故率が高いわけではない。

2013年から、米国が内向きな政策を取るようになり、2015年に改定された新日米ガイドラインには、旧ガイドラインと違って、日本が攻撃を受けた時には日本の自衛隊がまず行動すると書いてある。日米安保条約も日米の分担が変わらざるを得ない。

日本国は日本人自らの力で守る、当たり前の事だ。

私は、我が国の防衛力を意図的に貶める活動を行う左翼勢力とは断固戦う。