政務官としての初仕事

12日(火)12時から、自民党本部で自民党政務調査会、外交部会が開かれ、私は外務省の代表のとして出席した。

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議題は4点、①コロナ対応で国際的な人の往来に関する措置
②米国大統領選挙について
朝鮮労働党第8回大会について
④韓国における元慰安婦等による日本政府に対する損害賠償請求訴訟、であった。

①と④について、私の冒頭発言を掲載します。

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①について「まず、国際的な人の往来に関する措置についてご説明させていただきます。変異型ウィルスの感染拡大を受け、世界的に警戒が高まっていることも踏まえ、政府として、水際対策強化に係る措置を決定しております。詳細については、水島領事局長から説明させたいと思います。」

④について「韓国における元慰安婦等による日本政府に対する損害賠償請求訴訟についてもご説明させていただきます。8日、ソウル中央地方裁判所が、国際法上の主権免除の原則を否定し、原告の訴えを認める判決を出しました。これを受け、9日、茂木大臣から康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官に対し、このような判決が出されたことは、極めて遺憾であり、日本政府として断じて受け入れることができない旨強く抗議しました。詳細については北朝鮮部分と併せ、船越アジア大洋州局長から説明させたいと思います。」と述べました。

国会はまだ開会前であるが、多くの議員が出席され活発な発言が相次ぎ、大幅に時間をオーバーしました。

また、午後2時からは別室で新型コロナウイルス感染症対策本部・内閣第二部会・厚生労働部会の合同会議が予定されていたので、佐藤正久部会長の判断で議題を①と④に絞り、②と③は翌日に部会を開催することとしたが、1時間の予定が1時間50分かかりました。

発言の詳細については書けません。