参議院本会議で台湾とミャンマーに関する2件の決議が可決

11日(金)午前10時から参議院本会議開催、冒頭で二本の決議案が可決されました。
一本は、中国が反対して実現していない、世界保健機構(WHO)への台湾のオブザーバー参加を認めるよう求める決議案であり、その内容は
一、関係各国に対し、今般の新型コロナウィルス感染症対策及び今後の世界的な公衆衛生危機対応のために、WHOの次回総会より台湾がオブザーバーとして参加することを認めるよう求める。

二、日本政府には、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の収拾に資するべく、台湾がWHOの年次総会にオブザーバーとして参加する機会が保障されるよう、関係各国に強く働きかけることを求める。
もう一本は「ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し、民主的な政治体制の早期回復を求める決議案」である。
両案とも全会一致で決議されました。
また、本日は8本の議案が成立し、残るは3本となりました。会期は16日の予定です。