私は来年7月の参議院議員任期満了をもって、国会議員を引退致します。
29日午前9時30分より、自民党高知県連で記者会見を行いました。
私は来月7日に70歳になります。
この年齢が、体力や気力の大きな節目になるとは気が付きませんでした。
平成24年に両方の股関節を人工関節に置換する手術を受けているのですが、無理な運動をすると右股関節の外側の筋肉と腱が炎症を起こしやすく、その回復が今年になって遅くなり、歩行に支障をきたすようになりました。ただし、炎症の治った今は痛みも無く普通に歩けます。
また、平成28年の参議院選挙直後には、両膝も人工関節置換手術を受けており、サイボーグ状態です。
これらの原因は、長年にわたり少林寺拳法と空手道を続け、無理をし続けた結果だろうと思います。
とりわけ10月の衆議院選挙応援で長時間車に乗ると痛みがひどくなり、来年7月の参議院選挙の活動が不安になりました。
また、それと同時に、来年7月以降の6年間、全力で国会議員としての活動を全うできるかどうについて不安もあり、引退を決意致しました。
平成7年4月、宿毛市議会議員を振り出しに、4年後の平成11年4月には高知県議会議員に当選させていただきまして、4期16年間務めさせていただきました。
その間、平成16年には自民党高知県連政調会長をはじめとして、総務会長、幹事長、県議会では副議長、議長を務めさせていただきました。
そして、県議引退1年後の平成28年7月に、参議院議員選挙比例区において39万2千票をいただき当選する事が出来ました。
この間多くの皆様に支えられ、政治家として26年余り活動する事が出来ました。
とりわけ昨年9月から外務大臣政務官として、大変やり甲斐のある仕事をさせていただきました。
茂木外務大臣をはじめ、外務省の皆様には感謝しております。
また、北村有梨沙秘書官には大変お世話になりました。有難うございました。
引退会見後、午前11時頃からのテレビやインターネットのニュース、夕方にもニュースが流れ、全国から、予想以上の、大変多くの皆様から、電話やメールで激励や慰労の言葉をいただきました、感謝です、有難うございました。
後任は自民党高知県連の中谷元会長にお任せしますが、既に自民党高知県議団は前県連幹事長の梶原大介県議に決めたそうです。
私は残された8ヶ月の任期満了まで、全力で議員活動にとりくみますので、宜しくお願い致します。
有難うございました。