国会最終日の15日午後3時から、「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の第8回勉強会を、衆議院第1議員会館地下の大会議室で開催しました。
今回の講師は安倍元総理と本田悦朗先生、設立総会の時と同じ形式で、中村裕之共同代表がお二人の先生に質問する形で進められました。
下の写真、中央が本田悦朗先生、右端が私です。
この日は、各派閥の会期末の会合と重なりましたが、多くの議員が参加してくれました。
この日のお二人の話しの中には、これまで話されてなかった重要な話があり、そのままYouTubeで流すのかどうか、今の所分かりませんので書きませんが、公開が了解されればお知らせします。
「骨太方針2015」の決定時の話や、財務省の内情などです。
勉強会終了後、今後、議連で岸田内閣や党役員へ提出する予定の提言について記者会見を行いました。目玉は、50兆円規模の財政出動で、内訳も細かく書いてます。
国内経済はウクライナ戦争の影響で、燃料等の値上がり、円安などから、給料の上がらない物価上昇が続いています。
先日政府から発表されたGDPギャップも2022年の1〜3月期でマイナス21兆円、その前の3ヶ月がマイナス17兆円、その前の3ヶ月がマイナス22兆円で、ここ9ヶ月のGDPギャップは平均マイナス20兆円となってます。
つまり、20兆円規模の景気対策を打って需給ギャップがゼロです。需給ギャップは誤差がありますのて、それを考慮に入れて2%のインフレ目標を目指すのであれば、50兆円規模の財政出動が必要と判断しました。
財源は国債発行です。