18日(木)の午後、高知県大月町西泊にある公益財団法人 黒潮生物研究所を訪ね、目﨑拓真研究所長から話を聞いた。
この研究所は20年前に民間資金で設立されました。大阪のある企業の女性社長が尽力されたと聞いていた。
県議時代に何度か訪れ、当時の岩瀬所長から宿毛湾の海水温変化などについて話を聞いたことがある。
今回久しぶりに訪れて、目﨑所長から説明を聞いて驚いた。
何と鑑賞用サンゴが米国で大人気で、部屋の中に大きな水槽を構えて鑑賞しているという。
大月町、宿毛市の宿毛湾には約140種類のサンゴが確認されているという。
下の写真は3m×1mほどの水槽で、中のサンゴは大きい物で直径20センチほどだ。
下の写真は目﨑所長
下の2枚の写真は、最近になって世界で初めて完全養殖に成功したと、当研究所のホームページで公表されているヒユサンゴです。(写真の下部の光点は上のライトです)直径が8〜9センチ、綺麗な色をしています。
下の写真は「小花形サンゴ」、鑑賞用に人気がある。大きい物は直径20センチほどです。
下の写真のサンゴはイソギンチャクのように見えるが、大流れ花サンゴで珍しい形です。
それ以外にも下の2枚の写真のサンゴを観察しているそうです。
下の写真は、加工して高値で取り引きされている本サンゴです。サンゴ漁師から貰って育てています。
それ以外にも地元で獲れた熱帯魚の水槽もありました。
サンゴは資源保護の為に売買に規制がかかっていたり、輸出するにも、天然物と完全養殖物との区別をどうやってつけるか、などの課題があり、鑑賞用商品として売り出すには課題をクリアしていく必要があります。