5月8日からコロナ感染症が2類から5類へ引き下げる事がやっと決まった。
遅すぎると思う。私は参議院議員であった一昨年から、自民党の部会などで主張してきた。
安倍晋三総理が退陣する直前に、5類へ引き下げる意向を示されていたが、実現出来ないまま菅総理も決断出来なかった。
私が心配していたのは、コロナ感染症が一年以上前から感染者は増えるが重症化する比率は減っていたにもかかわらず、2類であるがために、無症状者や濃厚接触者を含めて動く事が出来ず、仕事が出来ない。その為、医療機関、高齢者施設の人員不足が起きていた事である。
最近では上記関係者だけではなく、多くの仕事に支障が出ていた。これが解消されるのは一歩前進だ。
そして、死者の認定の仕方にも問題がある。
事故で亡くなった方を死後にPCR検査をして陽性であると、コロナ感染症による死者にカウントしている。
また、最近の死者の多くは癌の末期患者や既往症のある高齢者が多かった。
この方達は普通の風邪に罹っても命にかかわる。
その現実をどう捉えるかを、政府もマスコミも検証し直す必要があると思う。
さらに、医療機関が、国から確保ベッドに対する補助金などをもらいながら、その対応をしていない不正が会計検査院から指摘された。
今後は補助金等のあり方と不正請求について厳正な調査をする必要があると思う。