大石宗県議の出版祝賀会

19日午後5時30分から、高知市内の城西館ホテルで、大石宗県議の書いた「思宗紀」の出版記念パーティーがあり出席した。

沢山の人達が参加して盛況であった。

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私と大石県議とは、県議時代にフィリピンやニューギニアで戦没された方々に対する慰霊活動を一緒に行い、この本には、ニューギニアポートモレスビー攻略作戦の「南海支隊戦友遺族会」の慰霊巡拝団の一員として2度、東部ニューギニアを訪問しており、その訪問記も書かれているそうで、その慰霊巡拝団の皆様と一緒に参加した。

この会場で懐かしい人に出会った。

それは元共産党高知県議の公文豪さんである。(写真左側)
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公文さんは、高知県議の時に、高知県部落解放同盟の一部の幹部に対する、橋本大二郎知事を始め高知県庁幹部の不正融資を追求して、県議会に地方自治法第100条に基づく特別委員会(百条委員会)を設置して不正解明にあたった。

結果的に当時の副知事と高知県庁商工労働部幹部2人を背任罪で刑事告発して有罪になった。

高知県庁闇融資事件」である。

その取っ掛かりを作った方だ。

当時は公文さんが調査した不正事件の資料を元にして、県議会の複数の会派が共同して不正解明にあたった。私もそのメンバーの一人であった。

公文豪さんは、その後の県議選で落選して、共産党とも距離をおき、現在は板垣退助に始まる自由民権運動を研究する歴史家として活躍している。

また、この事件を高知新聞の記者として調査して、私に多くの資料を提供していただいた依光隆明さんとも何十年振りかに再会してお話しする事が出来た。

依光隆明さんは、大石さんの本のアドバイザーとして協力したとの話であった。