年金問題その2

宿毛の自宅へ帰って、私の年金の書類を調べてみた。

平成27年12月から28年4月の各月の支払額は68,666円との通知が来ていた。未だ65歳にはなっていない。

前回のブログへ書いたように国民年金のみを支払った方より少し多い額だ。そして、65歳を過ぎた今はもう少し受給金額が多いだろう。

平成28年7月に参議院議員選挙に当選したので、その後は年金の受給を受けない手続きをとった。

調べてみると月収28万円以上あると受け取れない仕組みになっているようだ。その上で手続きをしたと思う。

昨日、麻生太郎大臣に対して年金をもらっていないのが悪いような印象を与える報道が出ているが、国会議員は年金を受給されていないと思う。

これも悪質な印象操作だ。

高知県の私の周りで、年金のみで暮らしている方は少ないので、高知県の受給状況を高知県社会保険事務所に問い合わせてみた。

高知県内では厚生年金の老齢年金を受給されている方が47.1%、基礎年金のみの老齢年金受給者が52.9%と(2019年1月末) 全国平均とは逆の割合となった。

高知県においては県民の半数以上は年金だけでは生活出来ない事を知っており、それぞれが対策を立てて生活している。

 

老後は2千万円の貯金がいるの?

批判を受けているのは6月3日に発表された「金融審議会  市場ワーキング・グループ報告書」である。

この報告書は麻生金融担当大臣が諮問して「市場ワーキング・グループ」が取りまとめたものである。

報告書がマスコミで批判されると、受け取らないと言って余計政府が批判されている。

何回も会合を重ね、苦労してまとめた神田秀樹座長(学習院大学教授)をはじめ20名の委員さん達は怒っているだろう。

そもそも、この報告書は老後を安心して暮らすためにいくらかかるかというモデルを民間の金融・保険機関に示す為に作られたもののようで、35ページには「金融サービス提供者はこうした顧客の状況に対して、どれだけ顧客本位で一緒に考えることができるか。『自分事』として顧客に寄り添って考えることができる金融サービス提供者が顧客からの信頼を勝ち得ていくと考えられる。」と書かれている。

問題になっているモデルは、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯である。

実収入は社会保障給付を中心として209,198円、実支出は263,718円、平均貯蓄額は2,484万円である。

今後30年間生きるとしたら、差額の月約5万円の貯蓄を取り崩し、合計すると約2千万円になるとの事である。

ただし、この資料の、例えば食料費支出は月額64,444円、夫婦と子供3人家族の若い世代の食料費と比べても高すぎるとの批判があり、切り詰めれば月に26万円もかからないだろうとの指摘がある。

厚生労働省の資料によると、現在国民年金の老齢年金受給者数は約3,190万人、そのうち基礎年金のみの受給者数は約614万人で全体の約19%である(平成29年度末)。

私は、60歳になった年に、地元の社会保険事務所から電話があり、年金の受給手続きをした。

当時は高知県議会議員であったが受給できると言われた。

私が厚生年金に加入していたのは約15年間でそれ以外は国民年金に加入していた。

その時の受給金額は月に2万円で、65歳を超えると月額5万円になると説明されたと記憶している。

ほとんど基礎年金に近いのだろう。

64歳で参議院議員になったので受給を停止する手続きをとった。

国民年金のみの人達はこの程度の金額を受給されており、とてもじゃないが年金だけでは生活出来ないはずだ。

[訂正]

厚労省から、私のように昭和26年生まれで、40年間国民年金保険料のみを納付した場合、老齢基礎年金満額は月学65,008円となるとの資料が届いた。

本日は岩屋防衛大臣に要望活動

本日午後1時20分に防衛省を訪れ、自民党国防議員連盟の有志議員8名で、昨日の安倍総理に続き岩屋防衛大臣に、F-2戦闘機の後継機について要望を行なった。

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今日も中谷元稲田朋美・両元防衛大臣は同行された。

岩屋防衛大臣からも出来るだけ早い機会に決定したい旨の回答があった。

私は、来年度予算にF-2後継機開発関連費の予算化を再度お願いした。

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右手手前が私です。

F-2後継機を安倍総理へ提言

11日(火)午後1時45分、自民党国防議員連盟有志18名で、総理大臣官邸において安倍総理に対してF-2戦闘機の後継機種開発に関する提言を行った。

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メンバーは衛藤征士郎議連会長、中谷元稲田朋美両元防衛大臣など18名が参加した。

提言は3項目、

1、令和元年度には、F-2後継機開発担当部署を防衛省内に設置し、防衛装備庁及び航空幕僚監部と連携し進めること。

1、F-2後継機開発費は、予算項目を立てて令和2年度に確保すること。

1、開発にあたっては、国内技術を最優先し最大限活用すること。その際、同盟国のインターオペラビリティー(相互運用)にも配慮すること。

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安倍総理F-2後継機は日本が中心になって開発する。その際、同盟国にも使ってもらう事を考える。

と話された。

また、米国は、次期戦闘機を無人機にするのか、現有機の改良をするのかわからない、とも話された。

F-35A戦闘機の墜落事故報告

昨日、岩屋防衛大臣F-35戦闘機の墜落事故について、パイロットの空間識失調(バーティゴー)による墜落の可能があるとの判断を示した。

また、パイロットの遺体の一部が見つかったと発表し、死亡認定がされた。

心よりご冥福をお祈りします。

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上の写真がその際に公表されたF-35戦闘機の航跡である。

2機ずつに分かれての戦闘訓練が始まってから25分後の19時25分、高度31,500フィート(約9,600メートル)で墜落した戦闘機パイロットから地上管制機関へ「2キル(相手戦闘機2機撃墜」の無線連絡があり、地上管制機関から、米軍機が近づいているので降下するように指示があった。これに対してパイロットは「はい了解」と答えて左旋回しながら降下した。この降下速度は時速約900㎞、約20秒で16,000フィート(約4,900メートル)降下した。

高度15,500フィート(約4,700メートル)付近で地上管制機関から左旋回指示があり、パイロットは「はい、ノック・イット・オフ(訓練中止)」の連絡があった。この時の音声はきわめて冷静であったとのことである。

その後、時速約1,100㎞に増速して15秒で4,400メートル降下し、高度300メートルでレーダーから消えた。直後に海面に激突したものと推定されている。

以上が発表された墜落の経緯である。

海面に時速1,100㎞で激突すれば機体はバラバラになるであろう。しかし、海面の浮遊物は少ないと思う。

戦闘機パイロットOBに意見を聞いたが、バーティゴーの可能性はあるが、F-35の機体の内容がわからないのだから推測のしようがないとの感想であった。

私にとって未だ分からない事が多すぎる墜落事故である。

少林寺拳法関東学生OB同友会祝賀会

少林寺拳法関東学生OB同友会創立30周年記念祝賀会が都内のホテルで開かれたので出席した。

この会は関東地方の大学少林寺拳法のOB会の集まりであり同友会は私達の年代から上の人達で構成されており、その下の年代の人達はOB会連合会がある。

この日は二百数十名が出席していた。

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後藤和雄会長の挨拶、7代目だそうだ。
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歴代会長の挨拶、初代会長は東京農大OBの日野さんだが、お亡くなりになっている。

そしてまたこの同友会も関西、東海、中四国地区に作られており、十数名が出席されていた。

1つの武道でこれだけOBが集まる会は聞いたことがない。

本山から宗由貴代表、少林寺拳法連盟の川島一浩会長が出席された。

また、大学少林寺拳法部OBとして高村正彦・前自民党副総裁(中央大学OB)、少林寺拳法振興議員連盟会長の石原伸晃衆議院議員(慶応大学OB)が出席されご挨拶された。

大学少林寺拳法部のOBは、私を含めて3人が出席したが、もう一人江島潔参議院議員も東大少林寺拳法部OBだ。

 

 

 

靖國神社遊就館

9日(日)午前10時35分、靖國神社へ参拝し、遊就館で友人と待ち合わせ、京都から来たTさんは学生時代の仲間だ。

岩屋防衛大臣の韓国への対応に猛烈に怒っている。

久しぶりに遊就館を見学したが、人の多いのに驚いた。

明治維新から大東亜戦争敗戦までの展示パネルを熱心に読んでいる人が多い。

こういう姿を見ると頼もしい。