参議院予算委員会開催

8日(金)午後1時から参議院予算委員会開催、テレビ中継入りで午後5時までの4時間コース。

台風15号、19号、局地的豪雨災害と三重県から岩手県まで広範囲に大きな被害が出たので、その復旧工事対策と治水対策の質問が多く出るだろうと思っていた。

ところが、野党は菅原、河井両大臣の責任追求の質問が多かった。

確かにこの問題も、大臣辞任後に本人が国会の場で釈明していないのでその必要はあると思う。

また、大学入試の英語の試験で民間業者のテストを使う案が延期された点についても質疑があった。

これについては地域によって差があり、私の地元高知県では、県内で試験を実施しない業者がある事など、不公平であるとの県教育委員会からの要望がある。

しかし、第一は災害対策であろう。

自民党山田修路議員はその点をきっちりと質問し、昨年末に国土強靭化の為に3ヶ年で約7兆円の予算が付いたが、その予算を拡大して継続する考え を安倍総理に質問した。

安倍総理からは、具体的な予算規模は提示されなかったが、かなり前向きな答弁があった。

共産党の田村智子議員から、総理主催の「桜を見る会」について質疑があった。

安倍総理になってから参加者が増えているが、

安倍総理の山口事務所が後援会の皆さんに参加の声をかけて希望者を募っている。そして、前夜は東京のホテルで安倍総理を囲む会を行なっていると発言があった。

赤旗山口県版は、記事の中で今年の前夜祭の参加者は8百人規模であったとの、安倍後援会会員の話を書いているそうだ。

この記事の真偽の程は定かでない。

田村議員が委員会で提示した資料では、来年の予算案は総費用約5千7百万円で、今年の参加者は1万8千人だったそうだ。

田村議員は国の予算を使って、後援会活動をしているのではないかとの指摘をしたのだが、

安倍総理からは、主催者として挨拶や接遇はするが、自分が参加者の取りまとめに関与している訳ではない、との答弁があった。

高知県自民党高知県連の役員数名に割り当てが来るそうで、私も県連幹事長の時に一度、事務局長と2人で参加したが、ソメイヨシノは散った後で、八重桜など遅咲きの桜はあったが人が多すぎて、国会議員になってからは一度も参加していない。

そんなに人気がある事を知らなかった。