高知新聞は沖縄の新聞になったのか

10日の朝刊は休刊日、高知新聞夕刊を見て驚いた。
1面と7面の大部分に、沖縄におけるオスプレイ配備反対集会の琉球新報の署名記事が載っている。
10万人が参加したとの主催者発表の数字のみが大見出しで載っている。
沖縄の琉球新報沖縄タイムスが特異な偏向新聞であることは、大東亜戦争末期における沖縄での集団自決事件の報道を調べてよくわかった。
高知新聞の報道を読んでいると、今後沖縄で、米海兵隊が現在使用中の半世紀前に開発されたCH-46大型ヘリの墜落事故が起きると、沖縄県民の間で「米軍は出ていけ」の大合唱が起きることを期待しているかのように思える。
CH-46大型ヘリは事故が起きても不思議ではない程の古い機体である。
沖縄で「米軍は出ていけ」の大合唱が起きることは中国の思うつぼである。記者の思うつぼでもあるかもしれないが、かくて中華人民共和国沖縄省の誕生である。
今でも、中国の一部高官は「沖縄は中国の領土である」と公言している。(劉光烈国防部長の沖縄奪還発言)
そう簡単にいくか、日本国をみくびるなと言いたい。
尖閣を獲りに来る中国海軍の実力」(小学館新書)は元海上自衛隊対潜パイロットで、統幕学校副校長であった川村純彦氏の著作である。
先日「中国人民解放軍知られたくない真実」(潮書房光人社)を紹介したが、川村氏の著作は元海上自衛隊パイロットから見た中国軍自衛隊の比較論である。
今だからこそ是非皆さんに読んでもらいたい。

高倉健はいくつになってもかっこいい

NHKが8日と10日の二度にわたり高倉健の特集を放映したのでじっくりと見た。
今年81歳という事だが、相当に若々しい、これまで長時間のテレビ取材に応じたことがなかったそうだが、このたびは今年の夏に公開された映画「あなたへ」の撮影風景を長期密着取材したものである。
映画「あなたへ」は81歳の高倉健が定年前の刑務官を演じるのだから年齢的に相当無理があるので見る気はしない。
40年以上前、私が大学生の時代、高倉健は大スター、映画は「昭和残侠伝」、「網走番外地」、歌は「唐獅子牡丹」と「網走番外地」だった。
歌は上手くはないが大ヒットした。東映のヤクザ映画が花盛りであった。その後に「仁義なき戦い」シリーズが始まり人気を食われるが、それまでは圧倒的な人気をはくしていた。
私にとって当時も今もあこがれの大スターである。
任侠映画の後の「健さん」は「幸福の黄色いハンカチ」が印象に残っている。
八甲田山」も「鉄道員(ぽっぽや)」もテレビで見たのか?映画館で見た記憶はあまりない。
むしろ、渥美清の寅さんシリーズと勝新太郎座頭市シリーズのほうをよく見た。
顔も態度物腰も81歳とは思えない程若々しい。身長180センチで体重は何十年も70kg以下で変わらないと言っていた、節制している証拠である。
176センチ、82kg、メタボで減量が思うようにいかない私は恥ずかしい。