海自の対潜哨戒機の事故

昨年の宮古島での、陸上自衛隊ヘリコプターの事故に続いて、またヘリの事故が起きてしまった。

 酒井海上幕僚長が訓練中の2機が空中衝突したのであろうと発表した。

一人の隊員の死亡が確認された、合掌。

7名が行方不明になっている。

陸上自衛隊のヘリはUH-60JA、今回の事故はUH-60K、同じ型のヘリで艦載機型だ。

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(写真は海上自衛隊ホームページから)

米海軍が使っていた対潜哨戒ヘリを、海上自衛隊が購入してUH-60Jとして使用しており、それを日本で独自改良したのがUH-60Kで、その性能は世界的にも高く評価されていると海自OBから聞いていた。

海上自衛隊の対潜能力は、米海軍からも高く評価されている。その評価もこうした昼夜を問わず厳しい訓練を続けているからであろう。

土佐沖が海上自衛隊や米軍の訓練地域で、頻繁に使われているが、 はるか遠くの鳥島の東海域で訓練していた事は知らなかった。

テレビニュースで、捜索している海上自衛隊のヘリ搭載空母の日向型護衛艦や、船体後部にヘリを搭載する「むらさめ型」であろう護衛艦も映っていたので、連携して訓練していたのであろう。

夜間飛行訓練は特に危険が伴うので、十分注意をしていたものと思うが、本当に残念な事故が起きてしまった。