高倉健はいくつになってもかっこいい

NHKが8日と10日の二度にわたり高倉健の特集を放映したのでじっくりと見た。
今年81歳という事だが、相当に若々しい、これまで長時間のテレビ取材に応じたことがなかったそうだが、このたびは今年の夏に公開された映画「あなたへ」の撮影風景を長期密着取材したものである。
映画「あなたへ」は81歳の高倉健が定年前の刑務官を演じるのだから年齢的に相当無理があるので見る気はしない。
40年以上前、私が大学生の時代、高倉健は大スター、映画は「昭和残侠伝」、「網走番外地」、歌は「唐獅子牡丹」と「網走番外地」だった。
歌は上手くはないが大ヒットした。東映のヤクザ映画が花盛りであった。その後に「仁義なき戦い」シリーズが始まり人気を食われるが、それまでは圧倒的な人気をはくしていた。
私にとって当時も今もあこがれの大スターである。
任侠映画の後の「健さん」は「幸福の黄色いハンカチ」が印象に残っている。
八甲田山」も「鉄道員(ぽっぽや)」もテレビで見たのか?映画館で見た記憶はあまりない。
むしろ、渥美清の寅さんシリーズと勝新太郎座頭市シリーズのほうをよく見た。
顔も態度物腰も81歳とは思えない程若々しい。身長180センチで体重は何十年も70kg以下で変わらないと言っていた、節制している証拠である。
176センチ、82kg、メタボで減量が思うようにいかない私は恥ずかしい。