北海道胆振地方地震

昨日北海道南部胆振(いぶり)地方で震度7の大地震が起きた。

1日以上経った現在、死者9名、心肺停止5名、行方不明者21名と報道されている。

犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げると同時に、被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます。

震度7を記録した厚真町、安平町では山が何箇所も土砂崩れを起こしている。

新潟中越地震を思い出した。あの時は岩盤で出来た山がカミソリで切ったようにスパッと切れていた。

その後、高知県議会の委員会で視察に行ったが、山古志村ではほとんどの家が傾いていた。

また、北海道全土で停電が起きており、あらためて電力源の確保対策を再考すべきであると思った。

北海道南部はこれまでも十勝沖地震や釧路沖地震があり、最近大地震が起きる可能性の高い地域であり、その次が南海トラフ地震、その次が首都圏直下型地震である。

日本では今年大阪の地震、7月の西日本豪雨災害、台風21号被害と立て続けに自然災害に見舞われている。

こんな年も珍しい。自民党総裁選挙は今日告示だが、災害対応の為に3日間は選挙運動を自粛する事を決めた。投票日を延期してもいいと思う。

これだけ災害が続き、日本周辺の海水温の上昇状況をみると、豪雨災害と大型台風被害は毎年のように起きる可能性が高い、石破茂議員が主張しているように災害対応の省を作る事を検討すべきではないか。

先日のインターネットニュースで、反対の立場の人が「災害がない間職員を遊ばせるのか」との意見が出ていた。

誰が言ったのか不明だが、自衛隊、警察、消防という、万一の事態に備える組織は暇な事が国民の安心につながることを忘れてはいけないと思う。