中平富宏宿毛市長の市政報告会

6日(土)午後6時30分から、宿毛市内のホテルで今年12月に任期を迎える中平富宏市長の市政報告会があり出席した。

なおこの日は高知市内で、高野光二郎参議院候補の演説会もあったが、地元を優先した。

中平市長は元自民党高知県連の青年局長で、会には自民党青年局時代の仲間である、鈴木馨祐(けいすけ)財務副大臣も東京から駆け付けてくれて応援の挨拶をしていただいた。

f:id:nakanishi-satoshi:20190707074905j:image

会場は満席の盛況であった。

f:id:nakanishi-satoshi:20190707075002j:image

私は挨拶の中で、この4年近くの市長としての仕事の中で最も評価するのは市庁舎を高台に移す決断をした事だ、と話した。

f:id:nakanishi-satoshi:20190707074959j:image

そして、8年前の東北大震災後の7回に及ぶ現地視察の中で、役所、警察、消防の施設は津波被害を受けない高台に移すべきだとの、自衛隊東北地方協力本部長の話などを紹介した。

震災後の復興作業を進めるにあたり、拠点となる施設があると無いとでは復興の度合いが全く異なる。

私はこの話を聞いた後、県議会などあらゆる機会を捉えてこの話をした。

先月、尾崎正直高知県知事から、宿毛警察署も宿毛市役所が移る高台に移転するとの報告を受けた。

その話の中で尾崎知事から、改めて当時の私と知事との間で議論した、県施設の高台移転の議事録を精査して読み返してみました。その中に宿毛土木事務所の移転の話はあったが宿毛警察署の移転の話がありませんでした、との話があった。

当時の宿毛警察署は耐震補強工事を終えたばかりで、その警察署をすぐに高台に移転せよとは言えなかった、との裏話も披露した。しかし、移転を決めて頂いてよかった。

なおこの後、高知市から駆け付けた梶原大介県連幹事長、加藤漠、今城誠司両県議も応援の挨拶を行なった。

f:id:nakanishi-satoshi:20190707074956j:image

最後に20分間の市政報告をした中平市長は、この1期目のいくつかの実績を披露した。

また、鈴木副大臣、そして同行してくれた前県連青年局長の依光晃一郎県議も最後まで残ってくれて大盛況のうちに終わった。