台湾訪問、李登輝元総統の熱意に感動

18日(火)から、日本李登輝友の会の金田秀昭さん(元海上自衛隊護衛艦隊司令官)、柚原正敬事務局長と台湾を訪問している。

19日午後3時から李登輝元総統のご自宅を訪問し、1時間30分にわたりお話しを伺い、その熱い思いに感動した。

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(写真左側が金田さん、右側が柚原さん)

満94歳の李登輝先生は大変お元気で、我々に対して台湾に対する熱い思いを1時間にわたり滔々と語り、その後我々の質問に対する答も含めて1時間30分元気に話された。私は本当に感動した。

特に印象に残ったのは、台湾の現政権の中枢にいる人達は日本の事をよく知らない。もっと台湾と日本が積極的に交流して緊密な関係を築くべきだとのお話し。

そして、台湾の人達が石垣島に働きに行って学んできたという「日常五心」(「有難う」と言う感謝の心、「すみません」と言う反省の心、「おかげ様」と言う謙虚な心、「私がします」と言う奉仕の心、「はい」と言う素直な心)を見せてくれた。

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こういう日本人の素晴らしさを、台湾人は学ぶべきだと話された。

また、李登輝先生が坂本龍馬を尊敬していると聞いていたので、どこを評価しているのか聞いた所、船中八策だそうだ。

あの時代に船中八策を作り実践しようとした事は素晴らしいと話された。

李登輝先生は台湾龍馬会の名誉会長だそうだ。

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上の写真右側は秘書の早川友久さん、8年前に台湾へ移り住み、李登輝先生の秘書を勤めている。

昨夜一緒に食事をして話をお聞きしたが、今日の訪問で李登輝先生の信任が厚い様子がよく分かった。

この日午前中は、蔡英文総統の信任が厚いと言われている邱義仁・台湾日本関係協会を表敬訪問し、意見交換を行った。

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昨日はホテル到着後、ホテルの喫茶室で李明峻・台湾安保協会秘書長と1時間にわたって意見交換をした。

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龍馬プロジェクトの宿毛研修会

龍馬プロジェクトという団体があり、徳島県三好市在住の井下泰憲氏から連絡があり、私の地元宿毛市で研修会を行うので憲法改正の話をしてほしいとの依頼があった。

龍馬プロジェクトという団体は坂本龍馬の作った船中八策を評価する若手の人達の集まりで、会長の元大阪府吹田市議会議員の神谷宗幣氏の話では全国に260名のメンバーがおり、今回は四国ブロックの研修会という事であった。井下さんとは昨年の参議院議員選挙で知り合った。

15日(土) 午後5時から宿毛市文教センター会議室でメンバー8名と地元選出の加藤漠県議を交えて憲法改正の勉強会を行った。

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私が参加する前に、個人で憲法改正草案を作ったという桐山洋平氏が講演をした。

私は初対面であったが26歳の青年で、頂いた資料によると独学で憲法を勉強したという。思想的には左右を問わずいろんな人達と勉強会を行っているという事であった。

私の講演は、日本国憲法の成立過程から始まり、日本を取り巻く状況の変化に対応する必要性について40分ほど話した後で質疑応答を行い1時間を超えた。

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その後、市内の料理店に移動して午後9時まで、酒を酌み交わしながら話が弾み、大変楽しい会であった。

参加者の皆さん有難うございました。

養殖魚の輸出

 13日(木) 午後2時から衆議院会館の会議室で、全国養殖漁輸出振興協議会主催の「輸出に関わる関係省庁との意見交換会」が開かれたので出席した。

協議会側は、宮本啓史会長(長崎県)はじめ、実際に魚を輸出しているイヨスイの荻原達也社長、アプロジャパンの白石社長などが出席して、各種証明書・認可制度など輸出手続きの簡素化に関して意見を述べた。

これに対して水産庁厚生労働省の担当職員が回答した。

養殖魚の輸出手続きは今年になって急速に簡素化が進んでいる。これらは山本有二農林水産大臣はじめ議連の国会議員の皆さんの支援の成果だ。

この日は、村上誠一郎衛藤征士郎今村雅弘園田博之、各衆議院議員が出席して意見を述べた。

夕方は18時から会場を市ヶ谷のホテルへ移して懇親会、こちらは山本有二農林水産大臣、私、遅れて長崎県選出の金子原二郎参議院議員が出席した。

私は宮本会長、イヨスイの萩原社長、兵殖の角田会長さん達と意見交換が出来た。

加計学園問題の審査

10日(月) 衆議院参議院の合同委員会で参考人を呼んで加計学園の集中審議が開かれ、テレビで見た。

結果は新しい事は何も出なかった。

私は参議院での自民党青山繁晴議員の質問が一番良かったと思った。

青山議員は、前川前文科省事務次官と加戸守行前愛媛県知事に同じ質問を何度かしたが、両者の答弁が、この問題に対する認識の違いを明らかにして大変分かりやすかった。

私はこのブログで、加戸前知事のインタビュー記事を何度か紹介したが、全国紙で報じたのは産経新聞だけだったので、テレビを見ていた人はこの問題に対する今治市愛媛県の活動と思いがよく分かったと思う。

前川氏はいろいろ発言していたが、それは事務次官の時に政府の中で発言すべき事でしょう。

また、「愛媛県獣医学部を作ったところで、卒業生がどれだけ地元へ残るか分からない」と発言していたが、まさに霞ヶ関の官僚の典型的な思考だ。

卒業生がどれだけ地元へ残るかは、地方にとって懸念事項ではあるが、地元に獣医学部があるとないとでは確実に愛媛県、ないしは四国に残る卒業生は増える。

また、地方にとって地元へ大学が新設されることは、地域振興、地方活性化に大きく貢献する。

だから高知県は200億円以上を投資して公設民営の高知工科大学を作った(現在は公立大学となった)。

野党は、安倍総理の直接関与の発言を引き出したいのだろうが、今回もそれはなかった。ないものを引き出そうとしても無理だろう。

我々国会議員が取り組む事は、第一にミサイルを乱発する隣の国をはじめ、日本の独立を守る諸課題ではないかと考える。

 

四国へ新幹線を

6日(木) 11時から東京の経団連会館で「四国新幹線整備推進に向けた東京決起大会」が開かれて出席した。

決起大会にさきがけて「四国新幹線整備促進規制会」が結成された。

四国経済連合会会長の千葉昭氏、四国4県の知事、四県の商工会議所連合会会長、四県自民党国会議員団など沢山の参加者で会場は満員。

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千葉昭四経連会長の主催者挨拶から始まり、末松信介国土交通副大臣、林幹雄自民党幹事長代理、村上誠一郎自民党四国ブロック両院議員会会長、四県知事などの挨拶で会場は熱気にあふれたが、実現へ向けてのハードルは高い。しかし、声を上げ続けていかなければスタートラインにすら付かず、地域の発展から取り残される。

午後からは千葉会長、四県知事、経済団体代表などと三木亨財務大臣政務官

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末松国土交通副大臣自民党二階幹事長へ要望活動を行なった。

 

自民党憲法改正推進本部の勉強会

5日午後2時30分から、党本部で憲法改正推進本部の勉強会が開かれて出席した。

この日の議題は「緊急事態条項」、会場は73名の出席者で熱い熱気に包まれる中、衆参各議院の法制局職員が出席して説明が始まった。

時間オーバーして40分の説明の後、各議員から発言が続いた。

石破茂議員から、9条改正も緊急事態条項も、平成24年自民党憲法改正草案に記載されているので、その検討から入るべきだとの発言があり、参議院西田昌司議員や衆議院山下真司議員などから賛同の意見が相次いだ。

私も同感だ。我々24年以降に当選した議員にとって、当時どのような議論がなされた上であの草案が出来たのかの説明を受けた上で議論をしたいと思う。そして、その議論を国民に丁寧に説明する必要があると思う。

この勉強会はその方向で進みそうだ。

宿毛市は暴風雨

4日午後1時前、数十分前に台風3号が故郷宿毛市の少し北にある宇和島市に再上陸し、それなりの暴風雨になっている。この時期に九州、四国横断のコースは久しぶりであろう。

日曜日には東京都議会選挙で自民党に暴風雨があった。今朝の新聞では、与党は国会閉会中の委員会審議を検討中と出ていた。

予算委員会を開くのであろう。そうであれば野党の質問も、同じ質問を繰り返していないで、違った角度で質問されることと、答弁を無視して決め付ける言動はやめてほしいと思う。