外務省の英語の先生

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本日(11月4日)午前9時20分から、初めての英語の研修を受けた。

外務省では政務官に英語研修の先生をつけてくれる。

写真のビルフェラー先生は米国人で普段は日本未来科学館?の勤務だそうだ。

研修時間は約1時間、今日の授業は外務大臣政務官としての公式行事における、挨拶と自己紹介の仕方、握手の仕方だった。

私は米国に大学時代の親友が住んでおり、ここ30年ほどで11回の訪米をしている。その度に英会話の勉強をするのだが、なかなか身につかない。

せいぜいアメリカを一人旅が出来るレベルの英会話だ。

今回は、日本語はほとんどなしで英語のみの授業なので、所々分からない会話もあったが、この方が上達は早いだろうと思う。

出来れば週に一回程度は授業を受けたいと思うが、これまでの政務官の状況を聞くと月に1〜2回程度しか時間が取れないようだが、私はなるべく週一回ぐらいで受けたいと思っており、楽しみにしている。

 

自民党外交部会に大臣政務官として初出席

2日(月)午後3時30分から、自民党本部で党の外交部会(佐藤正久部会長)・外交調査会(衛藤征士郎会長)合同会議へ外務大臣政務官として初めて出席した。

連休の谷間で、しかも衆議院予算委員会が開会中のため、佐藤部会長は出席者数を心配していたが、沢山の議員が参加され、活発な意見が出た。

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下の写真は開会の挨拶をする佐藤正久新部会長

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下の写真、執行部席の1番前が私、その手前は外務省の滝崎アジア大洋州局長

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議題は①中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議について

大和堆における中国漁船、北朝鮮公船の活動について

WTO事務局長選挙について

④トルコ西部の地震について報告

である。

中国は本来は私の担当ではなく、國場政務官の担当であったが、地元で政務があり私が代わって出席した。

早く党の部会へデビューしたかったので喜んで出席させていただいた。(下の写真は冒頭の挨拶)

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②の大和堆での漁の問題は水産部会でもとりあげたそうだが、9月29日、大和堆西方の我が国EEZ内において、水産庁取締船が北朝鮮公船を確認したため、我が国の漁船の安全を考えて海上保安庁の巡視船が漁船を守りながら一時的に一部水域から移動させた。

との報告に対して、多くの参加議員から我が国のEEZ内なのに、北朝鮮公船を退去させずに我が国の漁船を、漁をやめさせて大和堆から移動させた事に対して厳しい意見が出た。

今回に限らず、以前の外交部会でも同様な事案があり、その際にも日本の弱腰に対して大変厳しい意見が相次いだ。

日本の漁船が安心して漁が行えるよう、何とかする必要がある。

 

大阪都構想、再び否決

11月1日午後10時以降のニュースをずーと見ていた。

今回も1万7千票差という接戦の末否決された。

NHKでは22:45分頃に開票速報を打ったが、開票状況は賛成が上回っていたので意外であった。

7年ほど前であったか、昨年お亡くなりになった堺屋太一さんの講演を聞きに大阪へ出向いた。

その時に堺屋氏は、大阪府と市との二重行政がいかに不効率かを話され、私は納得した。

大阪はここ10年間、府も市も維新がリーダーシップをとっている。

国会での維新の議員の主張を聞いていると「財政再建、緊縮財政策」である。

デフレの時にこの政策で良いわけがない、いつまで経ってもデフレから抜け出せない政策だ。

日本中がデフレだが、大阪は全国平均以下だ。

「儲かりまっか」「あきまへんわ」でしぶとく儲けてきた大阪商人も、政治が舵取りを間違うと不景気から抜け出せない。

高知県戦没者追悼式に出席

11月1日午後1時から、高知市の県民ホールで、高知県戦没者追悼式に参列した。

追悼の辞は高知県知事濱田省司(下の写真)、県議会議長三石文隆、岡崎市長会会長、岩垣町村議長会長が述べた後、ご遺族代表で笹岡啓伸さんが追悼の言葉を述べた。

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今年はコロナの影響で中止となった所もあると聞いている。

第3次補正予算編成か

昨日から、第3次補正予算編成のニュースが流れて、今朝は具体的な予算規模まで推測されている。

昨夜のニュースで自民党下村博文政調会長定額給付金の追加に言及したとのニュースを見た。

29日に日本の未来を考える勉強会で 元内閣官房参与本田悦朗先生に来ていただきお話を聞いた。議員からの質問の中で、一律10万円を配布した定額給付金について、家計の預金が増えて消費に回っていないのではないかとの話があった。麻生太郎財務大臣もその話をされたとのニュースが流れた。

これに対して、別の議員からそんな事はないのではないか、との疑問の声も上がった。

私は会の終了後にこの議員と話をした。

私も彼も、多くの人が10万円は消費したとの話を聞き、貯金したとの話は聞かない。全く同じであった。

また、6月13日に箱根湯本へ一泊旅行した際は、若い家族連れや、若者の集団で高い宿泊代のホテルが満室であった話は、このブログへ書いた。

定額給付金を使ったであろうと推測した。

また、私のまわりでは電気製品を買ったという声も多かった、、

家計の消費がデータとして出るのは少し先になるそうだ。

家計預金が増えたデータは出ている。しかし、例えば消費すると個人商店やホテル旅館業の預金は増える。

誰かの消費は誰かの預金になることも、その原因なのではなかろうか。

数人の議員が同意見であった。

 

外交史料館訪問

28日(水)午前9時45分から外務省の飯倉公館と同じ敷地にある外交史料館を訪問し、深堀裕賢館長から説明を受けた。

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ここには幕末からこれまでの外交資料が保管されており、公開資料は誰でも閲覧したり、コピーしたりできる。

上の写真は大東亜戦争開戦前の外交電報です。

下の写真は幕末期の外交通信書
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下の2枚は日清戦争後の下関講和条約書です。f:id:nakanishi-satoshi:20201029094518j:image

下の写真の見慣れない文字は清王朝満洲族の文字です。
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下の写真は誰でも閲覧できるマイクロフィルムの閲覧パソコン。
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下の写真は別館入口にある、吉田茂元総理の銅像とその家族、実親の竹内綱、瀧子夫妻、養親の吉田健三、士子夫妻の写真と本人の子供時代の写真です。
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吉田茂元総理のご両親は私と同じ宿毛市の出身、それに配慮して館長が特別に吉田茂先生関連の資料を特別に展示して見せていただきました。

その中に平成15年9月に外務省が刊行した「外交史料館報」の中に「日本外交の過誤」(昭和26年4月作成、当時は極秘文書)という特集があり、当時の吉田茂総理が意見を書き込んだ物で、初めて見たのでコピーをいただいた。

これについては改めて書きます。

 

 

臨時国会開会

26日(月)第203回臨時国会が始まった。

午前10時から、常任・特別委員長の人事などで約15分開会、午後1時から天皇陛下をお迎えして参議院本会議場で開会式、コロナ感染症対策で、議場に入れるのは少人数、私達は控え室でテレビを見て参加。

政務官になると委員会の所属が大幅に減る。

私は今回常任会の外交防衛委員会、そして国家基本政策委員会の2つのみ、予算委員会と2つの特別委員会・調査会は外れた。

委員会では答弁する側に回る。

菅総理は、衆議院の所信表明に続いて、参議院では午後3時再開、約25分間の所信表明を聞いた。

会期は12月4日までの予定だ。