業務概要調査H26.5.23 幡多二日目

県議会産業振興土木委員会の業務概要調査は、午前9時15分から幡多土木事務所で産業振興幡多地域本部の猪野本部長が説明を行った。
幡多地域は当初から活発な取り組みが行われており、現在地域アクションプランが45事業実施されている。
なかでも、数日前に高知新聞で報道された、すくも湾漁協が東京の業者と提携して取り組み始めた養殖ブリのフィレ加工は、宿毛湾の養殖ブリを(株)土佐社中が加工して東京などに送る試みで、5月の連休明けから試験的に始まった。
軌道に乗れば養殖業者にとっては安定供給につながり、土佐社中の雇用も増加するので期待が持てる。
また、宿毛市で生産している柑橘類の「直七」は平成27年度の目標が年間生産量100トンであったが、平成25年度実績で101トンを生産して目標を前倒しで達成し、まだ注文に応じきれないでいる。非常に好調である。
午後からは足摺海洋館を視察した。
当館は耐震診断の結果、耐震補強が必要と判断されたが、予算の関係で存続が論議されている最中である。
下の写真は一般人は入れないが、海洋館の3階からの眺めである、ロケーションは抜群に良い。

次の写真が耐震補強が必要と判断された地下のコンクリート柱の腐食部分で、潮に浸かって鉄筋が錆びている。全ての柱が同様の状態である。

現在、当館を存続させるかどうか、水族館や旅行業者などの専門家を交えて二度の検討会を開きその結論が7月26日に出る予定だ。
私は存続させたいと考えているが、そのためには運営方法にもう一工夫もふた工夫もいるであろうと思う。
written by iHatenaSync