14日午後、土佐清水市の泥谷(ひじや)市長、市議会の永野議長と防衛省の地方協力局の中村局長、山野企画課長へ陳情活動。
土佐清水市が建築しようとしているメジカ加工の際に出る残滓処理工場の建築予算(リマ海域の補助金)が約6億円から7億円に増える為、補助金の増額をお願いに行った。
写真私の左から中村地方協力局長、泥谷市長、永野議長
厳しいと思ったが、中村局長から前向きな回答を頂いた。
12日(火)午前10時から宿毛の商工会議所会議室をお借りして、「宿毛・ふるさと対話集会」を開いた。
自民党宿毛市支部長である今城誠司県議にお願いして声かけをして頂いた。もう1人の自民党県議である加藤漠さんは所用で欠席であった。
中平宿毛市長、岡崎市議会議長、自民党市議、公明党市議、立田宿毛商工会議所会頭、ライオンズクラブ、ロータリークラブ会長、宿毛青年会議所理事長などに集まって頂き、宿毛市がここ数年取り組んでいる自衛隊の後方支援根拠地の現状、その背景などを30分間話をさせて頂いた。
その後、40分間意見交換をさせて頂いたが、韓国海軍の火器管制レーダー照射事件に関する質問が多かった。
前日、高知市で「建国記念の日を祝う会」で挨拶をさせて頂いた際には、厚生労働省の統計調査に関する話に関心が高かった。
宿毛ではこの質問は出なかった。
品川のホテルで今年の党大会が開催された。
ソプラノ歌手の野々村彩乃さんが、国家「君が代」を独唱した後で、伴奏に合わせて全員で君が代を歌った。
野々村さんは再度登壇してオペラの一曲と「ふるさと」を独唱した。素晴らしい美声であった。
スペシャルゲストは谷垣禎一元自民党総裁、車椅子に乗って壇上に出られたが、その挨拶は明瞭で力強い言葉で話された。
私の想像していた以上に回復されている。
安倍総裁は今年も力強い挨拶をされた。
司会の1人を高知県連青年局長の依光晃一郎県議(左端)が務めた。
今年は4月の統一地方選、7月には参議院選挙が行われる。最後に参議院選挙の候補者が全員壇上で紹介された。
私も3年前に壇上に上がった事を思い出して見ていた。
私は今国会から参議院予算委員会の正式委員なので、昨日は午前8時45分から午後5時まで、今日は午前9時から午後4時30分まで、座りごたえがあった。
予算委員会終了後、外交防衛委員会の理事会、初委員会(所要5分)などが開かれ、本日午後7時15分本会議開会、8時7分本会議散会、平成30年度第二次補正予算が、自民党、公明党、日本維新などの賛成多数(162対70)で成立した。
三カ年で7兆円の防災対策予算は、この補正だけで1兆723億円が用意されている。
この補正予算を含め、31年度当初予算の公共事業予算は、高知県などの地方にとって、これまでにない規模で投入されるので、建設業者の受け入れ体制が整っていないのが現状だ。
今年度から三年間にわたり、全額消化出来る体制を整える事が出来るならデフレから脱却できるであろう。
また、厚生労働省の統計調査の不正事件の対応は相当にまずい。
二日間の予算委員会における厚生労働省の事務方の対応は、議員からの質問の意味を理解出来ておらず、自民党席からも、しっかりしろと厳しいヤジがとんだ。
このままで国民の納得が得られるわけがない。
厚生労働省の勤労統計調査の不正事件はレベルが低すぎる。
統計調査の不正は国家の根幹に関わる問題であるが、厚労省の官僚にその意識がなかったのが先ずは問題だ。
第二に、根本厚労大臣は不正があったとの報告を受けながら、翌日31年度予算案に承認を与えた事が参議院の質疑で野党議員から指摘された。
大臣がどういう説明を受けたのか、予算案の組替えが必要との認識があったかどうか、あっても無くても翌日承認の判をついたのは問題だろう。
第三に、調査委員会に厚労省の役人が入ってはいけないでしょう。官房長がそんな判断も出来ないのか。
数年前に年金問題が起こった時、厚労省の体質改善が行われたはずだが、全く出来ていない。
自民党議員からも大変厳しい意見が出ている。
厚生労働省は抜本的な改革が必要だろう。
2日(土)午後1時30分から高松市のサンポートホールで「シンポジウム 新幹線で四国を変えよう!」が開かれ出席した。
第1部は「四国の鉄道の現状及び新幹線の必要性」と題して、土井健司・大阪大学大学院教授の基調講演、次に「新幹線で四国を変えよう!新幹線を活かした四国の地域づくりビジョン調査報告書について」と題して、山野井勝弘・四国経済連合会常務理事の講演、
第二部はパネルディスカッション「四国に新幹線が走る日」、パネリストは土井健司教授、千葉昭・四国経済連合会会長、藤沢和弘・北陸経済研究所調査研究部担当部長、地元の大学生代表として香川大学の井本航樹さん、安部穂乃花さん、浜田恵造・香川県知事が参加した。
藤沢部長は北陸新幹線開通にあたっての地元の誘致活動、開通してから北陸地方が活気付いた様子を説明してくれた。
とりわけ、新幹線開通によって恩恵を受ける沿線人口が四国の方が多く、多くのデーターが四国の方が北陸を上回っているとの指摘は、取り組みが遅すぎたと反省させられた。
四国でも、四県の自民党国会議員団は国土交通省鉄道局に対して積極的な取り組みを行っており、各県の知事も積極的に活動されている。
こういうシンポジウムを開催して地域住民に参加してもらうことが重要だと思う。
この四国新幹線誘致活動は、私が県議時代に香川県自民党の平木県議の呼びかけで公共交通議連を作る事から始まった。
平木県議は、本四架橋の完成で客の減ったフェリー業界の支援の思いから始まったのだが、途中で私が新幹線誘致運動に変えた。
当時誘致運動に取り組むかどうか議論した平木県議、徳島県の樫本県議とも再会した。
愛媛県は明比県議が出席されており話をした。
31日(木)午前10時から、参議院本会議で安倍総理他大臣所信に対する質疑が始まった。
トップバッターは国民民主党の榛葉賀津也議員、続いて自民党の橋本聖子議員が質問に立った。
榛葉議員の質問は聞き応えのある鋭い質問であった。
北方領土返還交渉にあたり、これまで外務省が主張してきた「北方領土は日本固有の領土か」との質問に対して、安倍総理は「我が国が主権を有する島だ」と答弁した。
先日の衆議院の本会議場での答弁と同じである。
昨年秋の臨時国会における参議院外交防衛委員会において、河野外務大臣は、この質問に明確に答えなかった。交渉中の外交案件については内閣は答える義務はないそうだ。
これまでの4島返還から、まずは2島返還に舵を切ったという事だ。
その際、国後島、択捉島の帰属について全く言及がないのでどうする意向かわからないが、国民に説明をする義務があるだろう。
私は安倍総理が、これまでの4島一括返還という我が国の方針を変更してまで領土交渉にこだわる理由が理解出来ない。
このやり方には大きな懸念を持っている。
二人の質問の後、立憲民主党の福山哲郎議員が、先月お亡くなりになった自民党の鴻池祥肇議員に対する追悼演説を行った。
福山議員は野党議員ですが、参議院ではそういうルールになっているそうだ。
本会議場傍聴席には、鴻池議員の奥様と息子さんが来られていた。
私は、鴻池議員と福山議員の関係は知らなかったが、心のこもった素晴らしい追悼演説でした。